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えっ!?数社のカードを持ってると信用されないってホント?

新しくオープンしたコンビニやショッピングビルで、クレジットカードの入会を勧められ、ついカードを作ってしまった経験はありませんか?

入会特典のポイントに惹かれて作ってしまったものの、他にも4~5枚持っていたら、ちゃんと審査に通るのか心配になりますよね。

カードの所有枚数によって信用が落ちることがあるのか、複数のカードを持つときはどんなことに注意すればいいのかなど、詳しく説明していきたいと思います。

信用とは関係ない!?複数のカードを持つことは社会的信頼の証拠

あなたは何枚のカードを持っていますか?社会人なら普通2~3枚は持っていると思いますが、そもそもカードの所有枚数に制限はあるのでしょうか?

実は、基本的にカードの発行枚数に規制はありません。10枚以上持っている人もいます。
複数のカードを持っていても、信用を失うことはないのです。

「複数の申し込みをするとブラックになる」はウソ!

「一か月に3社以上申込むと審査に通らなくなる」「同時に複数のカード会社に申し込むとブラックになる」こんな話を聞いたことはありませんか?

金融機関の審査は基準が公開されていないため、こんなウワサがあるのでしょうが、実際には全く根拠がありません。同時に5枚のカードを申し込んだとしても、高収入で信用できる人と判断すれば、金融機関はカードを発行してくれます。逆に、過去に延滞などの履歴がある人は、信用がないので審査に通るのが難しくなります。

要するに、申し込み者の信用が全てで、枚数には関係ないということです。もし審査に通らないようなら、原因は他にあると考えましょう。

複数のカードを持つことは社会的信用の証!

あなたが多重債務の状況に陥って、お金の返済に困っているなら話は別ですが、複数のカードを持つことで信用を失うことはなく、むしろ社会的信頼を高めることができます。適切にカードを使用し、毎月きちんと返済すれば、クレジット会社への信頼を積み重ねていけるのです。

クレジットカードを利用してきた記録は、クレジットヒストリーとして、個人信用情報機関に記録されていきます。2枚目、3枚目のカードを持っているということは、健全なクレジットヒストリーの実績が認められ、信用度が増していると評価されているのです。

クレジットヒストリーとは
金融機関と取引のある利用者の信用履歴のこと。
信用情報機関に記載されている個人情報、借入額、返済状況などの利用履歴。

落ちた理由はコレかも!審査を左右する支払可能見込額とは?

一度も延滞していないのに審査に落ちた・・・。その理由はカードの利用額が「支払可能見込額」を超えてしまっているからかもしれません。ここでは、改訂割賦販売法と支払可能見込額について詳しく説明していきます。
(⇒本審査に落ちた理由を解明!

審査項目に追加された支払可能見込額って何?

平成22年に施行された改訂割賦販売法では、従来のカード会社の審査項目に、支払可能見込額を加えることを義務付けています。

割賦販売法とは
割賦販売に当たるクレジットの取引に関するルールを定めた法律。
割賦販売とは、代金を分割して定期的に支払うことを約束した売買のこと。
購入者の利益を保護、取引の公正さの確保、商品の流通を円滑にすることが目的。

割賦販売法は、多重債務者が増加したことをきっかけにして、総量規制と同時に改訂され、利用限度額が制限されるよう見直されました。改訂割賦販売法では、過剰なカードの利用を防止するために、支払可能見込額を超える利用は原則的に禁止されています。

総量規制とは
債務者の年収の3分の1以上は借り入れができないように定められた規制。
債務者への過剰な貸し付けを防止するための規制。
不動産購入のための貸付や、自動車購入時の自動車担保貸付は除外される。

支払可能見込額の算定方法とは?

支払可能見込額の算定は、「年収」「生活維持費」「クレジット債務」に基づいて行われます。年収は1万円単位の自己申告となります。生活維持費は、統計を元に経済産業省が規定しています。

居住形態 4人世帯以上 3人世帯 2人世帯 1人世帯
住宅ローン・家賃有り 200万円 169万円 136万円 90万円
住宅ローン・家賃無し 240万円 209万円 177万円 116万円

上の表は、東京23区に居住している場合の生活維持費です。居住地によって表の金額の、85%~100%の範囲で算出されます。クレジット債務については、経済産業大臣から指定された信用情報機関の情報を元に調査します。

カード利用者の年収から、生活維持費とクレジット債務を除いた額が、支払可能見込額として算出され、利用者が1年にクレジットで支払える金額と想定されます。

支払可能見込額は審査にどう影響するのか?

審査項目に、支払可能見込額の調査が加わると具体的にどう影響するのでしょうか?支払可能見込額の調査は、以下の場合に行われます。

  • カードを新たに申し込む時
  • カードの更新の時
  • カードの利用額を増額する時

原則的に、持っているカードの累計額が「支払可能見込額×0.9」の金額を超える場合は、カードの新規発行・更新ができません。

新しいカードを作成できないばかりか、更新もできないのは困りますよね。しかし、下記の場合は支払可能見込額を調査することなく、発行・更新ができることになっていますので安心してください。

  • 利用可能枠が30万円以下の場合
  • 支払残高が5万円未満で、返済が正常に行われている場合
  • 海外旅行、引っ越し、緊急医療に使用する場合
カードの所持枚数は制限されていませんが、支払可能見込額によってカードの発行枚数が決まってきますので、審査の際には累計額に注意しましょう。

知ってトクする!複数カードを持つメリットとデメリット

支払可能見込額によって、カードの枚数にはある程度制限がありますので、無駄なカードを持っているのは損ですよね。カードの利用目的を明確にすることが大切です。複数カードを持つメリットとデメリットを知って、賢くカードを使い分けましょう。

絶対持つべき!様々なシーンで活躍する基本の1枚

カードには様々な種類がありますが、系統によって分けられています。VISA、マスター、JCBなどのプロパーカードは、カード利用によって受けられるサービスが世界共通で、ほとんどの施設で使用できます。

また、三菱UFJニコスカード、三井住友VISAカードなどの銀行・信販系のカードは、何と言っても国内での信頼性が抜群です。

これらのカードで利用実績を積んでいけば、ゴールド、プラチナとグレードアップすることができます。将来的にカードのグレードを上げていきたい人にとっては、基本のカードとして安心の1枚となるでしょう。

複数のカードを持つことで得られるメリットとは?

優待価格でショッピングしたり、ポイントを貯めたい人は流通系、マイルを貯めたい人は航空系のカードなど、基本のカードと、独自のメリットがあるカードを組み合わせれば、現金で支払うより断然おトクです。系統とカード会社、特典をまとめてみました。

流通系 航空系 鉄道系 ガソリン系
イオン、楽天、セゾン JAL、ANA 東京メトロ、ビュー・スイカ シナジー、コスモ、ENEOS
ショッピングによるポイント付与、優待価格 航空チケットとの交換、ショッピングで利用 乗車券のプリペイド機能、流通系の機能を併用 ガソリン給油時の割引、ETC機能

最近では、鉄道系のカードを利用して、マイルが貯まるなど、本来の利用目的の他に、提携企業と共通して使用できる特典もあり、自分の行動パターンに合ったカードを選んで使い分けると、年間で数万円の節約にもなります。

危険!カードを持ちすぎることによるデメリット

「お得なネットショッピングもしたいし、マイルも貯めたい」「入会特典の割引やポイントプレゼントも魅力的」こんな理由でカードをどんどん増やしてしまうと、思いがけないリスクがあるので注意が必要です。カードを持ちすぎて高まる危険には下記のようなものがあります。

  • 管理が大変
  • 郵便物が増える
  • ポイントの分散
  • コスト(年会費)がかかる

返済日やパスワードを管理したり、利用明細書のチェックなどは、カードの枚数が増えれば増えるほど、大変になってしまいます。うっかり返済日を忘れてしまって、気付いた時には延滞になってしまった、なんてこともあり得ます。カードを紛失したり、盗難にあう危険性も増えます。

また、カード会社からのローン案内や明細などの郵便物が増えるのも困ります。個人情報が記載されているので、捨てるのにも神経を使いますよね。一番無駄なのが、ポイントの分散です。ポイントを貯めるために複数枚発行したのに、結局ポイントを集約するのが面倒で放置。カードの特典を活かしきれず、もったいないです。

年会費が必要なカードは、利用額に応じてポイント還元率が高かったり、海外旅行保険がきっちりしていたり、と多くのメリットがありますが、その特典を受けられる状況にないなら、年会費無料のカードにする方がお得です。

年会費も枚数が多ければコストがかかりますし、年会費無料だからと言って、サービスが見劣りするものばかりではありません。コストやリスク、そしてお得という点からも、自分が管理できる枚数を持つようにしましょう。

賢く利用しよう!ライフスタイル合ったカードを持つことが大切

定期預金の金利は上昇する気配もなく、消費税は8%から10%に引き上げられようとしています。そんな状況で、カードのポイントプログラムやサービスは、より便利に、おトクに進化してきています。賢く活用すれば、カードはわたしたちの生活を豊かにしてくれるものなのです。

活用したい!進化するカードのポイントとサービス

ポイントプログラムとは、カードの利用額に応じてポイントが付与され、そのポイントを商品やサービスに交換できる仕組みです。ポイントの使い方には下記のものがあります。

  • 商品や商品券と交換
  • キャッシュバック
  • 他のポイントやマイルへの移行
  • 電子マネーにチャージ

商品や商品券と交換するのは一般的ですが、最近の人気は電子マネーへのチャージです。楽天Edy、Suica、nanaco、WAONなどにチャージすることによって、自由に使えるのが人気の原因です。

ポイントだけでなく、出張や旅行、ビジネスに役立つ特典や、自動車関連のサービスなど、カードを持つことで受けられるサービスも多様化しています。知らないともったいないので、申し込む前に必ずチェックしましょう。

カードの必要枚数はライフスタイルによって違う!

いかがでしたか?カードを複数持っていても信用されないことはありませんし、カードの必要枚数は人によって違います。枚数にこだわらず、自分の生活に役立つカードを選んで、賢く使い分けることが大切です。

ショッピングを充実させたい人は、流通系カードがおトクですし、度々出張で海外に行く人はマイルを貯められるカードが最適です。自分のライフスタイルに合ったサービスや特典のあるカードを選びましょう。

  • カードの所有枚数で信用を失うことはない
  • 複数のカードを持つことは社会的信頼の証
  • 支払可能見込額を超えると審査に落ちるので累計額に注意
  • 目的を明確にして、管理できる枚数を所有する
  • ライフスタイルに合ったカードを選ぶことが大切

【参考ページはこちら】
カードローンを数枚作る簡単な方法は?

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