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銀行系カードローンvs消費者金融、ブラックならどっちを選ぶ?

自分はブラックだという認識がある方。自分はブラックか不安だという方。ブラックにもいろいろな種類があって、それに当てはまっているかを自分で把握していることは非常に大切です。

特に、これから新規借入れの申込みをしようとする際、銀行系カードローンと消費者金融ではどちらが向いているのか選択を迫られることになりますから、自分の状況は正確に掴んでおきましょう。そして、それに合った申込先も覚えておきたいですね。

まずは自己評価!あなたは本当にブラック?

今回のテーマは「ブラックならどこへ申込みをすべきか」なので、まずは自分がブラックかを自己評価する必要があります。

そこで、「あ、やっぱり自分はブラックだ」とか「そこまで行ってないけど、ブラックに近い状態なのかもしれないな」と思われたら、この記事も少しはお役に立てるでしょう。

「ブラック」と言われる人の特徴

ブラックと言っても、原因はひとつではありません。主にこのような方が対象となります。

  • 弁護士などを立てて借金の清算をしたことがある
  • 各種支払いを3ヶ月以上延滞したことがある
  • 半年以内に3件以上の借入れ申込みをしている

いずれかひとつでも該当していれば、審査でブラック扱いされる可能性があります。では、ひとつひとつについて詳しく分析してみましょう。

意外な落とし穴も!?過払い金返還請求には気をつけて

「弁護士などを立てて借金の清算をしたことがある」という方。次のいずれかの方法を取っていれば、業界内で審査に使われる「個人信用情報」で共有されるブラックな取引になっていることが充分に考えられます。

  • 破産宣告
  • 個人再生手続き
  • 債務整理(任意整理とも言う)
  • 一部の過払い金返還請求

最後の「過払い金返還請求」も含まれるの!?と驚かれた方も多いでしょう。実は、過払い金返還請求での信用情報の取扱いは2種類あって、その返還で「元本がゼロになる場合」と「元本が残ってしまう場合」では、信用情報への登録が異なります。

  • 元本がゼロになる場合→信用情報で事故扱いにはならない
  • 元本が残ってしまう場合→「任意整理」と同じ事故扱いになる

「元本がゼロになる」ということは「完済した」のと同じ意味になるため、信用情報に債権債務の整理という事柄を加筆することはできません。普通に「契約終了」となります。

一方で「元本が残ってしまう」ということは、「まだ契約が続行している」ことを意味するため、「契約中の債務整理を行なった」として、任意整理と同じ扱いになってしまうわけです。

払いすぎた利息を返してもらうという当然の権利を実行しただけなのですが、元金の違いでブラック扱いにされてしまう恐れがあることは知っておきましょう。
(⇒ブラックで銀行カードローンは無理?

借金の清算は最低5年、信用に影響すると考える

破産や任意整理などの借金の清算を行なうと、その事実が最低でも5年は登録されます。具体的には次のとおりです。

清算の種類 登録の内容及び期間
破産や個人再生など
(官報に掲載されるもの)
・その内容(破産とか再生手続きなど)が登録される
・決定が出てから登録され、期間は5~10年
※情報機関によって登録期間が異なる
債務整理(和解など) ・その内容(和解による債務整理など)が登録される
・期間は最長で「完済から5年」

破産や個人再生手続きは、主に金融機関が加盟している信用情報登録機関の「KSC」では最長10年、残り2つの機関(JICC、CIC)では最長5年となっています。

支払いの延滞は最も危険視される

各種支払いの延滞は、キャッシングの返済だけではありません。クレジットカード(ショッピングでもキャッシングでも)や携帯端末の分割購入の口座引落しが延滞されても信用に瑕(きず)がつく重大な過失になります。

信用情報における延滞情報の登録は、返済に関する認識が不足している人物として、最も敬遠されるおそれがあります。では、1日でも遅れてはいけないのかというと…、

  • 登録は支払期限から3ヶ月未払いの場合
  • 返済されるか契約終了するまで登録は続く
  • 返済後も「延滞歴」として1年は登録される

という具合になっています。1度や2度のうっかりはブラックにはなりませんが、だからといって頻繁に引落し不能を繰り返すとその会社単独でブラック扱いされることもあるので、期限はしっかり守りましょう(当たり前か(笑))。

申込みブラックは犯罪利用と思われる!?

申込み件数が半年の間に3件以上になると、「申込みブラック」と判定される可能性が高まります。これは単に「どこも貸さないなら、ウチも貸さないほうが無難だな…」という意味だけではありません。(こちらもご参考に→複数カードローン審査の落とし穴

「申込みブラック」には、短期間で他人名義の借入れを行なう犯罪行為や、返済する意志が最初からなく、借りたらドロン!の借り逃げを防止する意図も含まれています。

申込み情報は審査の合否に関係なく、申込まれた会社が登録してから6ヶ月登録されます。断られて次を選ぶのは致し方ないことですが、2社目3社目はより慎重に、確実に借りれそうなローンを選択する必要があるということですね。

ブラックの種類によって、申込先も変わる

ブラックの種類と内容について、ザッと説明をしてきましたが、いかがだったでしょうか?もし、どれにも当てはまらなかったら、後は収入や勤続年数、居住年数など、ブラック以外での条件次第です。

では、ひとつでも思い当たるフシがあった方はどうしたらいいでしょう?これが本題ですね(笑)。銀行と消費者金融、申込先を変えることで借りる可能性も変わるものなのかをご紹介します。

破産や個人再生歴があるなら消費者金融の方が有利

破産や個人再生手続きを行なった場合、その相手先となった会社への申込みはまず避けるべきでしょう。他のブラックについても同じことが言えますが、「過去にトラブルを起こしている」と社内情報として管理されている可能性は否定できません。

また、破産時の相手先がどこだったかに関係なく、金融機関のローンは厳しいと考えるのが無難です。それは、先にも書いた「信用情報登録期間の長さ」に表れています。

銀行など金融機関が加盟している個人信用情報機関は「KSC」と言います。そして、この「KSC」では破産・個人再生など、官報に記載された事実は最長で10年登録されます。
一方、消費者金融や信販会社が主に加盟している「JICC」や「CIC」は、登録期間が最長5年です。

2つの枠文を比較すれば一目瞭然ですが、審査の材料となる信用情報に5年の差がついているわけです。金融機関が法的手続きによる債務の清算に対して厳しくチェックをしていることが窺えますね。

任意整理の場合は相手先が関わっていないローン選びを

法的手続きではなく、任意整理など和解による清算をした場合は、どの信用情報機関も「完済するまでの期間と、完済から5年」が登録期間になっています。

ここで注目すべき点は、「任意整理の相手がどこだったのか」です。もし相手が大手消費者金融や信販会社の場合、銀行系カードローンの「保証会社」になっていないかをチェックしましょう。

カードローンをはじめとする金融機関の個人向けローンには、必ず「保証会社」が設定されています。その保証会社が以前トラブルのあった会社であるならば、保証審査でNGを出される確率が高くなるのは言うまでもないでしょう。

選ぶとすれば、今まで良好な取引をしている消費者金融や信販会社が保証人になっている銀行系カードローンが一番でしょう。「ウチとの関係が良好だし、保証しても大丈夫だろう」という個別の信用を得ているのがその理由です。

また、今まで取引のなかった消費者金融へ申込んでみるのも手です。「過去に任意整理をしているけど、今は綺麗な状態」と認められれば、融資に結びつくこともあります。

申込みブラックは中小消費者金融が最後の手段!?

金融機関や大手消費者金融で複数NGを出されているなら、最後の手段として中小消費者金融を選択する方法があります。

語弊を恐れずに言うならば、中小消費者金融は大手や銀行で借りることができないが、きっちり取引する人の受け皿的なポジションです。フリーローンが殆どで、金利も高めになってしまいますが、どうしても融資が必要ならば検討してみてはいかがでしょうか。

延滞情報を持っている方は壊滅的ダメージを負っている

最後に延滞情報が登録されている方。残念ですがどの会社でもNGを出される可能性が非常に高く、狙うならココ!と言い切れる業種がありません。何せ期限から3ヶ月も放置している異常な状態ですから、新たに融資をしてくれる奇特な会社は殆どないでしょう。

まずは延滞している債務の返済が必須です。もし返済できないのであれば、債務の清算という手続きをしなければいけません。厳しいようですが、約束を長期間放置している人に融資をするか?と訊かれてYESと答える人はいないでしょう。

ブラックだと思うなら、審査を有利にする工夫は絶対必要!

それぞれのブラック的な情報に対する理想の申込先をご紹介しましたが、より審査を有利にするためには、それなりの工夫も必要です。元々の状態が芳しくないのですから、自分から進んで有利になる努力はしなければいけません。

希望額は欲張らず、必要最小限の額で!

まず、こちらからの希望金額は必要最小限にとどめることが重要です。融資額は少ない方が審査も柔軟になるのは想像できますよね?「今後のことも考えて、少し多めに…」などという欲は出さず、「今必要な最小限の金額」で申請することをお薦めします。

重要なポイントだけを電話で相談する

最近はネットやスマホ、FAXなど、いつでも簡単に申込みができるローンが増えました。会社によっては一切の会話なしで契約完了もできるとか。

しかし、自分の情報に不安があれば積極的に相談を持ちかけ、安心感を与える努力も必要です。相談は電話で行なうことになりますが、申し込みはネットやFAXなどで行い、不安な点のみを真摯な態度で相談することで相手にインパクトを与えることができます。

もちろん、マイナスのイメージを与えるような口調や内容は厳禁ですが、マイナスな情報を自覚して、それでも今は大丈夫だと印象付けられる相談ならば、何もしないより遥かに効果があります。

審査に落ちたら、次はカードローンに固執しない

できることなら、いつでも利用できるカードローン契約をしたいですよね?フリーローンだと一度借りたら後は返すだけなので、新たな借入れが必要になったら、また申込みをしなければいけなくなりますから…

フリーローンの方が金利の低い金融機関もある

利便性ではカードローンが圧倒的に有利ですが、ここだけの話、フリーローンの金利設定を低くしている金融機関もあります。確かに将来的なことを考えれば不便かもしれませんが、一度だけのつもりで借りるならば、フリーローンもチェックしておくと良いですよ。

また、継続性がないため、カードローンより審査が柔軟になる可能性を秘めています。それは各社それぞれの方針なので一概にどちらが有利かはお伝えできませんが、カードローンでダメならフリーローンも…という選択肢は持っておくと良いでしょう。

【参考ページはこちら】
ブラックになったら二度と借入できない?

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