自己破産者でも審査落ちしない!?カードローンの意外な攻略方法

過去に自己破産を経験していても、時を経て、またお金を借りたいと思われる方は沢山おられるでしょう。

しかし借入の申し込みには、くれぐれも慎重を期すべきです。

何の下準備もせずカードローンに申し込むと、簡単に落とされてしまうケースが少なくないからです。

この回では、自己破産経験者が再び借金をする時の注意事項と、審査に通りやすくなるテクニック、そして最適な業者などのご紹介をいたします。

この記事を読めば、晴れて借入できる日も遠くはありませんよ!

自己破産者で、審査に通る人と通らない人の違い

自己破産というと、審査落ちを必ずしてしまうイメージがありますが、自己破産者となってもカードローン審査に通る人はいます。

なぜ、通る人と通らない人に分かれるのかというと、自己破産の申請をされると個人信用情報機関に破産情報が登録されるからです。しかし、破産してからある程度の期間を経ている場合、その情報が抹消されることもあるのです。
個人信用情報機関とは、CIC・JICC・全銀協といった「大手の個人信用情報機関」のことです。

現存する金融業者は、大手の個人信用情報機関に加盟しているため、今ではCICやJICCなどが特に有名となっています。

加盟していないというケースはないと思ったほうが良いです。

そのため、カードローン審査の際に個人信用情報は開示される・・・と理解しておき、カードローン審査を受けるようにしましょう。

つまり、「破産情報が抹消された人」になると、カードローン審査をまた受けられるようになります。

ただ、自己破産者には以下のようなデメリットが存在するので、下記の問題点を解決しない場合、審査に通ることはありません。

  • 過去に契約していた業者では審査を受けられない
  • 昔と同じような金額設定では審査を受けられない

過去に契約していた業者以外を利用するのが得策

過去に契約していた業者では、「業者独自のデータベース」が存在するため、自己破産をされてしまうと利用できなくなってしまいます。

業者独自のデータベースとは、個人信用情報機関のように個人信用情報を登録するデータベースです。

個人信用情報機関との違いは、「情報が半永久的に保存」される点でしょう。

個人信用情報機関であれば、半年間~10年間以内で破産情報など悪い評価につながる情報が抹消されます。

対策としては、「別の業者を利用する」というシンプルな対応が望ましいです。

過去にサラリーマン金融ばかり利用されていた・・・のであれば、以下のような業者でカードローン審査を受けると、審査に通りやすい場合が多いです。

  • 銀行
  • 中小サラリーマン金融
  • 信用金庫
  • 街金

20万円以内の借入で設定を行い審査を受ける

カードローン審査の際の「設定金額」も、いい加減な設定ではカードローン審査に通りません。

目安としては、カードローン審査で通りやすいとされている20万円以内が好ましいです。

20万円以内というのは、カードローンだけでなくクレジットカード、キャッシングでも同じ金額を意識したほうが良いでしょう。

20万円以内であればカードローン審査が甘くなりやすいため、20万円以内を推奨させていただきました。

ですが、現代のカードローンであれば「1万円~10万円以内」でも対応しています。

なので、20万円ギリギリで金額設定をした方が良い・・・という意味ではありません。

20万円ギリギリで金額設定をされても、特にカードローン審査の評価が上がるわけではないのです。

また、なるべく「カードローンの使いみち」も具体的にしておいたほうが審査に通りやすいでしょう。

自身の借入評価を確認して、信用を高めることに努めよう!

カードローン審査の際は、「申込者の評価」を間接的な方法で確認し、カードローン契約を認めるか判定しています。

その判定方法というのが個人信用情報機関に存在する個人信用情報です。個人信用情報は、過去の問題のみ記録しているわけではなく、信用度の高さも確認できるようになっています。

銀行やサラリーマン金融の場合、「CIC」という個人信用情報機関にアクセスして、申込者の信用をチェックしています。

個人信用情報機関の特徴には、「企業以外でも利用可能」という特徴があります。

CICであればパソコンやスマートフォンから、個人信用情報の開示を求められるので、自身の借入評価が気になるという方は、個人信用情報機関にアクセスすることをオススメします。

信用情報の底上げはシンプルな対応が効果的!

個人信用情報ですが、長くカードローンを利用していないと、良い評価が付かないというわけではありません。

信用情報の底上げをしたい場合、下記のようなシンプルな利用を試してみると、信用が上がることもあります。

  • 随時返済を行う
  • 一括返済を行う

随時返済などで返済を急いでも、あまり信用が上がらないのでは?と思う人も多いでしょう。

ですが、契約後に安定した返済が確認できる場合は信用が上がることが多いので、シンプルであっても効果的な場合が多いのです。

また、金銭的余裕が見られる場合は、なるべく「随時返済を行ったほうが良い」です。

随時返済されていると、「返済に対して誠実である」と評価されることが多いため推奨できます。

一括返済は、あくまでも一括返済に対応できる場合に対応したほうが良い・・・程度で理解してください。

銀行やサラリーマン金融のカードローンでは、随時返済・一括返済の利用も可能です。

どちらの返済方法でも信用情報の底上げにつながっているので、気が向いた際には意識してみるのが良いかと存じます。

対応次第で通りやすくなる!審査で役立つテクニック集

審査で通りやすくなる!と有名なテクニックの紹介をさせていただきます。

そのテクニックとは、クレジットカード契約を結び、クレジットカード経由でカードローン利用を行うというものです。

クレジットカードは、一見するとカードローンと無縁のような感じがします。

ですが、クレジットカードや信販会社で行えるローン契約も、個人信用情報として登録される情報なので、無縁ではないと認識して良いのです。

カードローン契約と無縁ではない理由ですが、借金の類は大小に関係なく、契約直後から利用歴などが登録されていく仕組みになっています。

つまり、ローン履歴が安定して見られるようであれば、カードローン以外の利用でも着実に信用を得ることができるのです。

しかも、「カードローンより審査が甘い」業者が多く存在します。

審査が甘いクレジットカードであれば、新規でカードを持つのも夢ではありません。

後は、定期的にクレジットカードを利用し、返済で遅延を出さないよう配慮するだけで、信用が少しずつではありますが高くなっていきます。

信販会社は利用目的が明確なほど審査に通りやすい

信販会社でもカードローン、クレジットカードに関する契約を行えます。

ですが、「利用目的が明確ではない」場合は審査に落ちやすいので注意してください。

カードローン、クレジットカードの審査申込では、「目的の欄を無記入にしない」のが賢明です。

また、審査で通りやすい目的も下記のように存在します。

  • 一時的な生活費として必要
  • 仕事・資格獲得で必要
  • ショッピングで購入したいものが決まっている

利用目的が明確な場合、「必要な金額も明確」なためカードローン審査に通りやすくなります。

自己破産者であっても、仕事や生活のためにお金が必要になることもありますので、自然な要求として受け止めてもらえるのです。

審査落ちしないカードローン、クレジットカードの契約を検討している場合、このような対応を意識して申込を行ってみてください。

信用が高まると目に見える形で信用度が明らかになる

信用というのは、高ければ高いなりの見返りが発生します。

具体的な見返りでは、カードローン契約の枠が通常より高く設定されるという見返りが存在します。

カードローン契約の枠とは、融資余裕額と言われている枠の設定です。

カードローン契約を行うと、10万円や20万円といった借入限度額が設定されるのですが、さらに融資余裕額についても設定されます。

こちらは本来であれば、「契約者本人が確認できない情報」となっているため、個人が調査をしても正確な数値を知ることができません。

ですが、利用において問題が少ない契約者と判断された場合、「業者側から正確な数値の案内」が行われるのです。

これを「増額に関する勧誘」と言います。

勧誘の際は、下記のような内容の連絡が行われますので、一目で融資余裕額についても理解する事ができます。

・増額に関する勧誘の際に良く見られる案内

○○銀行の△△で御座います。

契約者様のカードローン利用状況に関する案内となりますが、現在の利用状況であれば○○万円までの融資も可能です。

記載されているURLから申請頂くか、もしくは電話でご連絡を頂ければ当行で審査対応をさせて頂きます。

「○○万円までの融資も可能」というのが融資余裕額です。

これはカードローンだけでなく、クレジットカードでも発生する見返りです。

業者選びは大事!審査落ち経験のある自己破産者なら尚更!

自己破産者となってしまったため、審査落ちが目立つようになった人は「銀行以外でカードローン審査を受ける」ようにしてください。

どうして銀行以外で受けるのかというと、銀行カードローンの審査はサラリーマン金融より厳しいため、あまり審査に通る人がいないからです。

大手サラリーマン金融の広告でも確認できるのですが、大手サラリーマン金融は他の業者より、広告内で借りやすさを謳っている広告が目立ってもいます。

自己破産者の方にもオススメできる優良なサラリーマン金融では、「プロミス・アコム」の2社がオススメです。
(⇒オススメのカードローン会社をチェック!

理由としては、以下のようなPRであり審査に通りやすいポイントがあるため、他のサラリーマン金融よりオススメとなります。

業者名 PR
プロミス ・即日融資に対応している
・自己破産者でも借りられることがある
・金融業者で特に審査が甘い業者
・WEBから審査を申込める
アコム ・即日融資に対応している
・自己破産者でも借りられることがある
・WEBから審査を申込める
・30日間無利息に対応

金利と融資限度額は両社とも違いがありません。

今では、「4.5%~18.0%の金利、500万円の融資限度額」で運営されている業者がほとんどです。

この設定は、プロミスやアコムのような大手であっても、特に違いのようなものは見当たりません。

自己破産者がカードローン契約を行った際の注意点まとめ

カードローン契約を結べると、「信用が評価された」ということで心が浮き上がってしまうこともあります。

ですが、これから先の利用によっては信用が下がる可能性もあるので、下記のような注意点も知っておいたほうが良いです。

  • カードローン返済で遅延しない
  • お使いみちを守る

カードローン審査に通るようになったのに、来月・再来月になると他のローン審査で落ちてしまう人もいます。

理由は、上記を守れていないことが判明したためです。

業者はカードローン、クレジットカードでもそうですが、「利用実績・返済実績」を定期的にチェックしています。

つまり、上記のようなミスが目立つ場合、「利用限度額を減額、利用そのものの停止」といったペナルティが発生するのです。

もし使用制限が見られるようになった場合、特に上記に注意を払いながら利用をされたほうが良いでしょう。

注意点を意識をされるだけでも、長く安定したローンライフを送れるようになります。

【参考ページはこちら】
銀行カードローン審査通過の秘訣

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