銀行系カードローンキャッシングが返済日に払えない!どうしよう
1年365日お金を全く使わないってことはまずあり得ないでしょう。お金の使い道も皆さんそれぞれ違いますけど、皆さんは日頃どんなことにお金を使ってますか?独身の男女の方々はレジャー費、飲み代、趣味などでしょうか。既婚者の方々はもう使い道が毎月決まってます。生活費の中から光熱費、交際費、新聞代、ガソリン代、医療費、衣料費、雑貨費などがメインですね。
ところで今回は銀行系カードローンキャッシングが返済日に払えないことについてお話しましょう。
意外と気が付いてない返済日
実を申しあけますと私も現在某クレジットカードのカードローンキャッシングを利用中でして、リボ払いで毎月5000円ずつ返済しております。
でもカードローンキャッシングは正式な「借金」には変わりありません。いかに足りない分を補って使う。これなら何も問題はありません。でも中には「お金が足りないから、少しくらいなら・・・!」と心に間が差す人もいます。実はこういった考えは非常に後々危険を招くことになるのです。
まずカードローンキャッシングを利用したら、返済日がいつになるのかを意外と知らない人が多いのです。どんな理由から知らないのでしょうか?
- ATMでお金をキャッシングした時にすぐに明細を捨ててしまった
- カードローンキャッシングのカードの説明書をよく読んでいない
- 「返済のお知らせ」の通知がいつくらいに届くか分かってない
- 返済引き落とし日の日を知らない
私自身は上記4点でそう思っています。自分自身が現在リボ利用中で返済中の身なので多分そうなんじゃないかと想像してみました。
少しくらいがどうして危険なのか?
銀行系カードローンキャッシングにも専用のカードがありますね。でもよく考えてみてください。カードローンキャッシング専用カードとキャッシュカードは全然違うということです。キャッシュカードは貯金を下ろすためのカード。これは誰でもご存じのはず。でもカードローンキャッシング専用カードはあくまで「お金を借りる」ためのカードです。
ですからカードローンキャッシング専用カードを持つようになるとまるでキャッシュカードを持ってるような気持ちになる人が中にはいるのです。ですから、預金をおろしてるのか、キャッシングしてるのかが分からなくなってしまうんです。これが「少しくらいなら」の考えの危険な所なのです。
ですからカードローンキャッシングはちゃんと足りない金額を知ってから使うのが本来のことなんですけど、一度お金を借りれる手軽の味を覚えてしまうと、金銭感覚がマヒして「いつでも返せる」という考えになってしまいがちです。これも危険です。
返済日のお知らせはいつ来るのか
これは銀行業界ではまちまちなので何とも言えません。まずご自分の所持してるカードの説明書で確認してください。毎月○日お支払と記載があるはずです。ちゃんと確認できてますか?
例を挙げさせていただきますと私の所持してるキャッシングカード専用の会社からは毎月
18日~22日までの間には必ず郵送されてきます。私の場合はクレジット会社なので、以前は封書で送られてくるケースだったんですが、最近はハガキで郵送されてくるようになりました。これも経費節約の為でしょう。
返済の通知の内容を知っておこう
返済通知のハガキや封書が来たらまず中身を調べましょう。その必要項目をご紹介します。
- 返済金額
- 返済される引き落とし日
- 自分名義の通帳の残高の確認
- 携帯の場合は留守電やマナーモードにしないこと
- 自宅電話の固定電話でも留守電はタブー
- 督促の連絡を拒否し続けるのはNG!
これらは最低限すぐにても行うべきです。返済日前日になって通帳に入金し忘れた!なんてことのないようにしたいものです。私はいつもきちんと心がけてます。
そして返済通知のハガキや封書は届いても処分したりしないで、1年は保管しておくべきです。何か在った時のために保管しておけば何も困りません。
私からの一口アドバイス
返済日が近づいたら指定口座の残高を
確認して前日までに入金しましょう。
これなら返済日にちゃんと引き落とし日までには間に合いますよ!
返済できそうにない場合
カードローンキャッシングの返済日は毎月決まっています。でも返済できそうにない場合はどうしたらいいのか?これから色々考えてみましょう。
返済日を過ぎて支払いが出来なかった場合、銀行から返済催促の連絡(電話あるいは手紙)が来ます。そこで最も注意しておきたいのが返済催促の連絡が入っても絶対に無視しないということです。
督促の連絡をいつまでも拒否するのは絶対にダメです!借りたのは貴方自身です。貴方が返済できないから銀行から連絡が来るのです。返済できない場合の一番の対策はやはり貴方の方からまず銀行へ連絡を「返済日までに支払えない」と一言しておきましょう。そして銀行側と相談するのです。
私の「督促連絡体験談」
私は昭和○○年4月~昭和○○年6月まで銀行ではなく、某クレジット会社に勤めておりました。色んな職務をやってきましたが、特にこの「督促連絡」というものは大変で、色んなお客様がいました。少し私の「督促体験談」をお話します。
お客様から支払えないと連絡があった場合・問い合わせ編(受信) | 支払い拒否のお客様・激怒編(発信) |
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今日引き落とし日だってことすっかり忘れてたの。どうしたらいいの? | 今払えないって言ってるだろうが~!! |
残高不足で落ちなかった。もうブラックになるの? | こっちが借りてるんだからいつ返そうがこっちの勝手だろうが!! |
家族が返済日までに払えないと言って焦ってしまってる。どうするべき? | しつっこいカード会社だな~!!警察呼ぶそ! |
随分昔の話で教職ですが、やはり様々なお客様がいたものでした。特にかけてくる方は焦って焦って最初は何を話してるのかさっぱり分からないくらいでした。「返済することを忘れてた。どうしたらいいのか?」の問い合わせに対してはいつも「決まり文句」がありました。
焦って電話をしてきたお客様と言うのは、当時返済日当日に引き落としが出来なかったら「ブラック」になると言う考えの人が多かったですね。もう声が何だか半泣きの人、何とか何とかお願いしますぅ~みたいな慌てぶりの人さまざまでした。今でもよく覚えています。でもこういった焦って連絡するお客様に対しては電話口で安心感を与えるように心がけて話るように心がけてました。
反対にこちらから電話をかけて督促の話をするとお客様は今でいう「逆ギレ」をする人が多かったです。大体よく言われた言葉なんですが。
焦って問い合わせしてくるお客様とは対照的に督促の連絡を入れただけで、開き直る人、怒る人様々でした。もうこういったお客様というのは本当に対応に大変で、何度連絡しても留守だったり、手紙を送っても「破って捨てた」とかの例も多かったです。ですから信用管理部・管理課の上の人々はこういった支払い拒否のお客様に対してある手段を取っていました。そう、「カード使用停止」処分となりました。
ですから後には「カードリヨウオコトワリ」と端末機に処理入力をしてました。
現代も同じことです!絶対に督促の連絡を無視し続けてはいけません。支払えない時には銀行に早目の連絡を入れることをお勧めします。
それでも支払えない時は?
カードローンキャッシングを借りに重ねてしまい、どうしても返済日はおろか、これからも払えそうにない・・・となった場合。中には裁判所に行って「自己破産」申請を行う人が出てくるでしょう。でも少し待ってください。「自己破産」申請を行う前にまだ出来ることがあるのではないでしょうか?
それは債務整理です。ご存知の方は多いでしょう。この債務整理を利用してカードローンキャッシングの処理をして返済の額を少なくするということです。一刻も早く債務整理出来るようにするためのポイントをご紹介します。
信頼できる弁護士を探す
自己破産はあくまで最終段階での結論だと思うべき
相談できる弁護士が見つかりましたら後はどうするべきかどんな方法が一番いいのか考えてください。もうカードローンキャッシングの支払いが返済不可能になった場合はそれなりの知識を持った人に相談を持ちかけることがベターです。
最後に「銀行系カードローンキャッシングが返済日に支払えない!どうしよう」というテーマで色々お話してきました。まあ、返済日に支払いが遅れたとしても、1日くらいで銀行もそんなにあれこれ言ってはきません。ちゃんと相談すればいいのです。私も数十年前に「督促電話」や「返済できそうにない問い合わせ」などの体験をしておりますので、今回この記事を書いてまるで昨日のことかのように思い出しました。
本当は「督促連絡」する側もとてもやりにくいのです。私も体験者の1人でしたので。ですから銀行系カードローンキャッシングが返済日に間に合いそうにないと慌てる前に一言銀行の方へご一報いただければ幸いです。
是非お願いいたします。
【参考ページはこちら】
銀行カードローンの審査に通る人・通らない人