複数同時審査は有利？申込み時に気を付けたいのはこんなこと

急な出費があるのにお金がない！さらに家族や友人からは借りられない状況だったら、どうすることもできませんよね。

そんなとき、アナタの強い味方になるのがカードローンです。審査時に問題が無ければ、すぐ借りる事が出来るのも大きな魅力です。

「確実に借りたい！」という思いから、1度に何社も申し込めばどこか良い返事が来るかもしれないという理由で複数同時審査を考えている方もいると思います。

でもちょっと待って！複数同時審査は本当に有利なのでしょうか？アナタが確実に借りられるために、複数同時審査について詳しく調べてみました。

一度に申込みをするのはNG！複数同時審査の落とし穴

カードローン審査は数を打てば当たるものではなく、逆に審査を通らなくなる可能性が非常に高くなります。理由は下記とおりです。

総量規制の限度を超過する可能性がある

2010年6月18日に貸金業法において「総量規制」が施行されました。これは返済トラブルや自己破産のリスクを減らすため、個人の年収の3分の1を超える融資をしてはいけないという法律です。

たとえば年収300万円の方なら、総額100万円以上の借り入れは不可能という事になります。

金融会社はアナタからの審査申し込みがあると、どの会社でも必ず「貸金業法指定信用情報機関」に問い合わせをし現在の借り入れはどのくらいあるか、何社に申し込んだのかなど調べます。

1度に複数の審査を申し込んだ場合、その情報はすぐに反映されますが、実際に何社から融資を受けられたのかはすぐ反映されないことがあるため、貸し手側が問い合わせても融資可能額を算出できない事態になってしまいます。

融資を受けた総額が、総量規制を超えてしまっていたら法律違反となってしまいますので、複数同時審査を知りながら融資するとリスクを負ってしまうのです。

貸倒れの恐れがあるとみなされる

貸倒れとは、融資をしたものの回収が困難、もしくは自己破産等で不可能になってしまうことです。融資会社としては最も避けたいパターンと言えます。

1度に何社も審査依頼をすることは、早急にまとまった資金が必要であると想像できます。ですが、複数の申込みで多額の現金を得て犯罪に繋がる使用をしたり、詐欺などで騙され大金を借りたものの、借り手が自力で返済できなくなってしまうことは大きなダメージです。

お金を回収できない可能性がある以上、当然ながら貸し出す会社はないでしょう。

もしアナタに既に借入れがあったとしても、返済の見込みが確認でき、総量規制の上限額に達していなければ、慌てて申し込まなくても借り入れできる可能性はあります！

借入れの状況に関わらず、1度に何社も審査を依頼してしまうのは、審査落ちをしてしまう確率が高いのです。

まずは確認！アナタの条件で審査が通る可能性

複数同時審査は不利になることはお分かり頂けたかと思いますので、実際に審査依頼する前に、アナタの現在の信用情報で審査は通るのかをチェックしましょう！
（⇒カードローンの審査基準を教えて！）

安定した収入がある

継続して安定的な収入を得ている状態であれば、返済能力があると判断されます。正社員であれば間違いないですが、契約社員、派遣社員、パート、アルバイトでも認められれば借入れOKの会社もあります。自営業（個人事業主）の方は申込みの際、収入証明の書類等を提出しなければならないので、審査に時間が掛かることが多いようです。お急ぎの際は注意して下さいね。

金融事故履歴がない

金融事故とは、ローンなどの支払い延滞や自己破産など、お金のトラブルの事を指します。過去の履歴もすべて信用情報機関で共有されており、一定期間が過ぎないと事故情報は消えません。審査の際に事故履歴が残っていたらマイナス評価になるので注意が必要です。

他社から多額の借り入れがない

申し込んだ会社以外ですでに借入れがあると審査通過は厳しくなるか、希望額を借り入れることが出来ない可能性があります。たとえば総量規制に触れる上限が100万円で、すでに80万円の借り入れがあった場合、30万円をすぐ借りたくても全額借りることができません。

また多額の返済残高があったら、貸し付けても返済が見込まれないと判断されかねません。審査を通過するためには、申し込み時に残高がゼロに近い状態であることが望ましいと言えます。

上記以外にも審査のポイントはありますが、この3つは審査の軸になる特に重要な項目です。

不安なら試して！簡易診断が断然使える！

ちょっと不安かも…と思われたら、大手消費者金融各社のホームページや携帯スマホサイトですぐできる簡易診断がおすすめです。

融資が出来る可能性が大まかにわかりますし、すぐに診断結果が出ます。この簡易診断は信用情報機関には掲載されませんから、申込み履歴が増える事はありません。ただしあくまで簡易的なものであり、実際の審査に必ず通るという保証ではないので、審査の目安として役立てて下さいね。

簡易診断で融資を受けられる可能性が出ていたら申込みに移りますが、重要な注意点があります。審査の際には様々な個人情報を記入して提出しますが、この申込みで不備があったり、事実と異なる情報を記入してしまうと、正しく書いていれば審査に通る条件でも落ちてしまいます。

審査に通らなかった情報も信用情報機関に掲載されてしまいますから、その後の審査に影響が及ぶこともあります。情報や提出物は間違いなく、もれなく記入するよう十分気を付けましょう。

何社までならOK?同時審査したい時の注意点

一刻も早く借りたいとき、1社だけの申込みだと「この審査に落ちたら、次の結果が出るまで時間が掛かるし待てない！」と、焦る気持ちが先立ってしまいますよね。複数の申込みが不利になるのはわかっていても、できるだけ早く借りれるか知りたい…そんなとき、同時審査で申し込んでも差支えないのは何社まででしょうか？

不安なときでも同時申込みは最大2社まで

先にも述べましたが、審査を申し込めばその履歴は信用情報に記載されます。同日中に5社申し込めば、その情報すべてが審査する際に明らかになってしまうのです。

審査の要は、貸して必ず返済されることが絶対条件ですから、少しでも見込みが危ぶまれれば、場合によっては審査落ちになってしまいます。ですので、1度に申し込むのは合計2社までに留めましょう。

1度に2社までと言っても、毎日2社ずつ申し込んでしまっては複数同時審査をすることと変わりません。申し込み回数が増えるほど不利になることを念頭に置いて、慎重に検討しましょう。

不安のあまり、簡単に借りれる闇金や、賃金業の番号登録をしていない街金業者からは絶対に借りないよう注意が必要です。法外な利息を要求されたり、金銭以外のトラブルにもつながる恐れがあります。（こちらもご参考に→ブラックでも安心して借りれる業者は？）

知名度が高く、実績のある大手消費者金融なら安心して借入できますから、断然コチラをおすすめします。

お急ぎにもしっかり対応！各社の特徴を比較しよう！

申込みの前にも重要なポイントがあります。それは自分に合った会社を選ぶことです。複数の審査を検討されている場合もそうでない場合も、自分が借入れ時に何を重要視するかは大切。そこで、急な要り様にも対応可能で安心な大手消費者金融を項目ごとに比較してみました。

どの会社も即日融資に対応しているので、申込み締切時間までに審査が完了していれば、すぐに借りることが出来ます。なかでもアイフルとモビットは急ぎの場合、インターネット申込み後に電話をして審査スピードを早めることができ、素早く融資を受けることが可能です。

確実に借りたいとき、複数同時審査は避けた方がベター

「申込みは1度に1社のみ」、これが最も早く確実に借りることができます。複数同時審査のほうが最短に思えますが、実は一番遠回りなやり方なのです。

審査を希望するときは、最も自分に合った1社を決めて申込み、万が一審査落ちしてしまったら次の会社に申し込むというやり方なら、信用情報に不自然さが出ません。大きなマイナス評価が無い限りは通過できる可能性が高いでしょう。

注意していただきたいのは、1社2社と審査を通らず、3社目も落ちてしまった場合です。3社目も落ちたら、急ぎの融資が必要な場合でも、その後半年間は審査申込みを控えましょう。

3社の審査に落ちたということは融資できない原因がありますから、4社目で通過する可能性も低いです。また、申し込んで審査落ちをした履歴は信用情報機関にどんどん残ってしまうので、そのぶん借入れできる可能性はさらに低くなってしまいます。

最後の審査申込みから半年経過すると、申し込んだ履歴は消えます。それまでに落ちた原因を見つけて解決し、審査通過を目指しましょう。

大手消費者金融では、インターネット経由の申込みで素早い対応が可能で、周りに借入れを知られたくない方にも万全のフォローをしてくれます。アナタのお気に入りを見つけて、お金の不安を安心に変えられたらいいですね！

【参考ページはこちら】
絶対審査に通るカードローン利用術