無職でも借りられる?!銀行カードローン審査の実体
銀行カードローンは主に低金利、安全性の高さで人気があります。
しかし審査が厳しいというデメリットがあるため、申し込みには注意が必要です。
特に無職の方は、審査の厳しい銀行よりも、最初から借りやすい消費者金融を選んだほうが賢明でしょう。
ただその時に気をつけて欲しいのが、闇金などの非正規の業者の存在。
そこで今回は、銀行カードローンの厳しい審査の実態を理解していただいてから、無職の方がもっと確実に借りれる安全な業者の紹介をいたします。
無職では、銀行カードローンの利用は厳しい
結論から言うと、無職の人が銀行カードローンを持つことは極めて難しいです。 銀行としても、返済できる人に貸したいという思いがありますから、安定的に収入のない人には貸したくないというのが本音でしょう。
実は無職でも借りられる人がいる
専業主婦の場合、本人に収入がなくても配偶者に安定した収入があれば申し込み可能な銀行カードローンは多いです。大体ネットや電話で申し込みができるので、配偶者に知られることなく融資を受けることもできます。
ただし、過去にカードローンなどで返済が遅れたりといったいわゆる「事故歴」があると、返済能力を疑われ審査には通る可能性が低いので、申し込みをする際は気をつけてください。
大手都市銀行の審査基準
銀行は地方銀行も含め多数ありますが、いわゆる3大メガバンクと呼ばれている、三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行では、どのような対応を取っているのでしょうか。
原則として、3行とも申し込めるのは20歳以上で安定収入のある人と定められています。ですから、無職の人は申し込んでも審査で落ちる可能性が高いです。
ただし、無職、無収入でも配偶者に収入がある専業主婦は申し込み可能なので確認してみてください。
では消費者金融はどうか
大中小含めて一般的に名の知られている消費者金融でも、無職であったら審査が通らないと思った方がいいです。ただし、銀行よりも審査基準は低く設定されていることが多いので、銀行カードローンが無理だった方は問い合わせしてみるといいと思います。
安易な選択は危険!?無職でも貸してくれる消費者金融
銀行の敷居が高いなら…と無職でも貸してくれる消費者金融から借りてしまおうと思ってしまいますよね。でも待ってください。その消費者金融、大丈夫ですか?
その消費者金融、ヤミ金かも知れません
銀行カードローンや一般的に知られている消費者金融は、原則収入がないと利用することができません。ところが、審査基準が極端に低く無職でも借りられる金融機関があります。ヤミ金と呼ばれる消費者金融です。
ヤミ金の人達は、借りる前は人当たりも良く、親身なってくれたりしますが、いざお金を借りたら態度が180度変わります。法外な金利設定だったり、取り立てが厳しかったりと、借りる前よりも厳しい状態に陥る可能性が予想されます。
銀行や大手消費者金融から借りられないからと言って、安易に利用しないようにしてください。
ここなら安心!信頼できる消費者金融をご紹介
では、何を持って信頼できる消費者金融と判断すればいいのでしょうか。消費者金融は、CMを打っているような大手消費者金融だけではなく、知名度は低いが優良な中小消費者金融はたくさんあります。ではその「優良」はどこで判断したらいいのでしょうか。
国や都道府県に届け出をしている消費者金融を選ぼう
貸金業法では、消費者金融は必ず国・都道府県に届出を出して登録しなければなりません。よって、登録していないところは違法業者、つまりヤミ金と言うことになります。
届け出をしている消費者金融であれば、下記のような登録番号を公開しているはずです。是非確認をしてください。
- ○○知事(△)第××号
- ○○財務局長(△)第××号
○○は届け出をした各都道府県または財務局管轄地域、△は更新回数(3年毎に更新されるので数字が大きいほど長く営業している)、××は通し番号になります。
都道府県に登録しているのはいわゆる地域密着型の主に中小金融機関、国管轄の財務局に登録しているのは全国規模の大手金融機関と言うことになります。
ただし、登録番号を偽っている消費者金融もあります。金融庁のウェブページにて登録番号が検索できるので、チェックをした方が無難でありかつ更に信頼度が増します。
口コミでも評判のいい中小消費者金融
ネットで「カードローン 信頼できる 中小」などといったキーワードで検索してみると、必ずと言っていいほど出てくるのが以下の四社です。
フタバ | 昭和38年創業。創業50年以上の実績と安心感。 |
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フクホー | 昭和45年創業。創業45年の信頼と実績。 |
アロー | 平成12年創業。融資限度額が低く利息も少し高めだが審査が最短45分と早く、即日融資が受けられる。 | ライフティ | 平成3年創業。個人貸付は平成26年からなので新しいが、貸金業自体は10年近くの実績。 |
上記4社はあまり店舗を持たず、ネットや電話で申し込み、銀行振込にて貸し付けをしています。また、全国からの申し込みも受け付けています。
銀行カードローンより審査基準が緩いとは言え、基本は銀行や大手と同じように審査はしっかりしているので、まずは問い合わせして自分は申し込み可能かどうかを確かめてください。
(⇒即日融資で審査が緩めのカードローンは?)
また、金利や融資限度額は各消費者金融によって様々なので、貸付条件などを良く確認することも大切です。
そもそも何で審査が緩いの?
審査が緩いならヤミ金と変わらないんじゃない?と思うかもしれませんが、ヤミ金との違いは、都道府県もしくは国への登録がない、金利が法定金利内である、と言うことです。そして、大手と違ってお客様が圧倒的に少ないので、お客様を取り込みたい、と言う事情があります。
審査が緩いからと行って、決して違法なことをしたり、法外な金利、無理な取り立てをすると言うことがないので、安心できるという訳です。
無職の借入可能額は低い…早く信頼を手に入れよう
今まで述べたように、無職の人が銀行カードローンを申し込むのは例外はあるもののほぼ不可能だと思ってください。お金は借りたら返すもの、返す意思を示すために収入を得ることが一番大切だと言うことです。
とにかく仕事に就いて無職から脱出しよう
カードローンに限らず、お金の貸し借りには信用が大切です。やはり収入がないとなかなか難しいものです。信用を得るためにまず始めることは、「バイトでもいいからとにかく何か仕事を見つける」ということです。
一時的でも短期でも、とにかく「雇用され仕事をしている」という状態にして、申し込みをしましょう。
個人事業主になるのも選択肢の一つ
もし就職できなかったり、できない事情があったなら、個人事業主、つまり自営で仕事をする、と言う手があります。
例えば、ネットショップを立ち上げたり、ネットオークションを始めたりといったことをして、収入を得ることです。
就職などと違って審査基準が厳しくなることもありますが、基本的に収入を得ていれば業種は問われませんので申し込みは可能です。
返済計画がしっかり立てられるようにしよう
収入を得るために仕事をし、それでも足りない時に利用するのがカードローンです。銀行にせよ消費者金融にせよ、信頼されて初めて利用できます。
上手に利用してしっかり返済できるよう、よりよい信頼関係を築くようにしてください。
【参考ページはこちら】
働き始めはカードローン審査に通らない?