審査を見送られのはなぜ!?貸金業者が断る理由を一挙公開
せっかく勢い込んで借金を申し込んだのに、金融会社から「お貸しできません」の一言を聞かされるのは、とてもつらいもの。
金融会社は人にお金を貸すのが商売なのだから、せっかくの申込者を断るのにはそれなりの理由があるのです。
いったい金融会社は申込者のどんなところを見るのか!?具体的に、どういう原因が審査の見送り対象となってしまうのか!?
審査に自信のない方は、審査見送りの原因を知って、事前に気をつけることが大事です。
まず、代表的な審査落ちの理由を知っておこう
返済遅延や債務整理、踏み倒しなどはよく知られた審査落ちの理由。でも、なぜそれらがいけないのかと言うことを知っている人はそう多くはありません。
「なんでそれくらいのことで貸してもらえなくなるの?」と疑問に思っている人でも、理由を知ったらきっと納得できるはず。
- お金を借りたけど返すの遅れちゃったを繰り返す人
- 返済できず債務整理をしちゃった人
- 逃げちゃえ!と踏み倒してしまった人
こんな人たちは、貸してもらえなくなっている可能性大。
なぜ?を知って、少しでも債権者の気持ちを探り、解決策を見出しましょう。
返済遅延は不信感の元!お金にルーズな性格と思われる!
まずは返済遅延についてです。
返済遅延が悪い理由は言わずもがな。
返すと約束した日に返済されなければ、貸した方は「本気で返済する気があるのだろうか?」「もしかして返済能力がないのではないのだろうか?」「このまま逃げられたらどうしよう?」と不安になるのは当然です。
金融会社の方も、返済の意思がある人にはある程度の融通を利かせてくれるようで、返済期日を延期してくれたり、当面利息のみの支払いでOKと言ってくれたりもするようです。
連絡一本で相手が受ける印象は変わりますので、期日に間に合わないときは絶対に連絡するにしてください。
債務整理は返済能力なしの証!信用も地に落ちます
どうしても返済ができない!となった場合、債務整理という方法をとる人がいます。
債務整理には、自己破産と任意整理の二つの方法があり、どちらも審査落ち理由としては大きい存在です。
なぜなら、債務整理を行った=返済能力がなくなったという証拠になるから!
自己破産は返済がもう無理!返せないという人が、持っている資産のすべてを捨てて、法的に返済義務をなくしてしまうこと、任意整理とは、返済が厳しく、金融機関との話し合いを経て、返済額を減らしてもらったりして妥当な額で手を打ってもらうこと。
つまりどちらも金融会社側からすれば損をするということにつながるわけです。
ですので、債務整理をする場合は自分の信用が地に落ちるということを覚悟しなければなりません。
任意整理や自己破産などの債務整理があると、銀行や大手の消費者金融は絶対に貸してはくれません。
そもそも、銀行や大手消費者金融はそんな人を相手にしなくても、ちゃんとした顧客がたくさんいるので、信用がない人に貸すわけがないのです。
踏み倒しは最低最悪!返す気なしとして永遠のブラックリスト入り
踏み倒しは一番悪質。どうしようもありません。
債務整理や返済遅延に関してはどうにかできますが、踏み倒しは悪意があるとみなされるため、どの金融会社も相手にしてくれなくなります。
一度踏み倒してしまった場合、その情報は信用情報という、金融機関が共有している情報にしっかりと残ることになるでしょう。
そのため、永遠に踏み倒したという事実は付きまとうことになるのです。
当然、住宅ローンやマイカーローン、教育ローンなどの生活に密着したローンも組むことはできなくなりますので、ライフスタイルにも影響することでしょう。
このように、踏み倒しには大きなリスクが伴いますので絶対にしないようにしてください。
家賃や光熱費、電話代の滞納も審査に響くって知ってた!?
先述した代表的な理由のほかにも、意外なモノが審査に響く可能性があるということを知っていましたか?
金融会社がらみのことだけを気を付けていればOKではありません。
審査は私生活も関係してくるのです。
クレジットカードや携帯代の滞納も審査に影響!?
金融会社は、借り入れる人の金銭関係をすべて調べます。
その際、利用するのは【信用情報】
この信用情報は、各金融機関で共有され、金銭トラブルがあった際、逐一書き込まれるようになっています。
信用情報で取り扱われている情報源は銀行や消費者金融のみではありません。
クレジット会社や携帯会社なども信用情報を共有していますので、当然滞納していればすぐに周知されることになるでしょう。
信用情報は、お金にかかわる機関はすべて利用しています。
ですので、どういった種類のお金であれ、滞納や未納、踏み倒しはしないようにするべきなのです。
複数同時申し込みは心証悪い!
実は、複数社に同時申し込みをするのも心証を悪くしてしまい、審査落ちの原因となることがあるのです。
そんなに大きく影響するというわけではないのですが、他に不安要素があり、さらに複数社同時申し込みだと、マイナスに働くのは間違いありません。
一社じゃ不安だから何社か申し込んどきたいんだけど・・・という気持ちはわからないでもないのですが、申し込まれた側からすると「こんなに何社にも申し込むなんて金銭的に圧迫しているのではないだろうか?」「もしかしたら持ち逃げするつもりかも」と疑いを持たれることもありますので、申し込みは1~2社にとどめておくのが無難でしょう。
未婚者よりも既婚者?結婚による信用度の違い
消費者金融や銀行は、独身者よりも既婚者の方を信用します。
もし、「う~ん、この人にお金を貸していいものか悩む」と判断をしかねた場合、既婚か未婚かは大きなキーポイントをなる可能性があります。
未婚者の場合は、そのほかの信用情報をきれいに保っておくことが大切です。
審査に自信がないなら、中小タイプの消費者金融を狙おう
審査に自信がない人は、中小タイプの消費者金融を利用するのがベストです。
中小タイプの消費者金融は銀行や大手の消費者金融に比べ、ずっと審査基準が緩いというのがその理由。(こちらもご参考に→審査の優しいカードローンの特徴)
ブラックの人にも貸し付けてくれますので、審査に落ちるかも?と自信のない人は小さな消費者金融も視野に入れて借入先を探すと良いでしょう。
中小タイプの消費者金融はなぜ緩い?
実は消費者金融の世界はシビアで、顧客の取り合いのような部分があります。
しかし、顧客の方も「より安全なところで借りたい」と思っていますので、まずは大手の消費者金融や銀行で借り入れをしようとします。
となると、中小タイプの消費者金融に回ってくる顧客は、基本、大手の消費者金融や銀行が断った、いわゆる【ちょっと問題のある顧客】になってきます。
最初から審査基準を低めに設定しておかないと、顧客獲得ができない仕組みになっているということです。
審査に自信のないは、中小消費者金融で借りるのが無難!
先ほどからチラチラと【信用回復】という言葉を記述しましたが、信用回復にはこの中小タイプの消費者金融が一番適しています。
特にブラックリストに記載されてしまった人は、そのまま素直に銀行や大手消費者金融に申し込んでも審査落ちするのは目に見えていますので、まずは中小タイプの消費者金融で借り入れ、コツコツ返済実績を積むのが信用回復には一番効果があるでしょう。
自己破産直後だと厳しいかもしれませんが、2~3年何事もなく経過していれば貸してくれるところはたくさんあります。
任意整理だと、1年もたてば貸付てもらえるでしょう。
しっかり原因を追求、対策をすれば借りれる可能性アップ!
審査に落ちるにはそれなりに理由があるのは間違いありません。
貸金業者は貸してなんぼの商売ですので、理由もなく審査に落とすことはしませんから。
- 支払いの滞納していませんか?
- 借りたお金はきちんと返していますか?
- 返済能力を超えた借り入れをしてませんか?
審査落ちの原因はいろんなところに転がっています。
貸してもらえない原因が何かをしっかりと見極め、対策をすることで、借り入れることができる可能性は飛躍的に上がることでしょう。
普段から金銭トラブルを起こさないよう気を付け、自身の信用情報を意識した生活を心がけるのが、審査落ちを避ける一番の近道です。
【参考ページはこちら】
カードローン審査に落ちる理由は8つ!