本審査で落ちた理由を解明!整合性を合わせることが通過する入口
キャッシングをするときには、仮審査と本審査の2つがあります。
仮審査を通過して、安心したのも束の間、本審査で落ちてしまったという経験はありませんか?
実は、仮審査と本審査では、別々の判断基準を持っています。借入を申請するときには、銀行や消費者金融でも、整合性を合わせることが本審査を通過するカギになります。
そこで、なぜ仮審査は通過して、本審査は通過しないのか。また、整合性の合わせることの具体的な解説をご紹介します。
安心してはいけない!適当でも仮審査が通過する理由とは
カードローンを作成する際の、第一関門である仮審査。ネット上などで申込をすることで「借入できる認物に値するか」判断します。
本審査に比べて通過しやすいですが、申込むうえでとても重要役割となっています。
仮審査とは何か
また、仮審査の申請方法は、ネット上や直接金融機関に行く方法の2つがあり、どちらも結果はその場で知らされます。
仮審査はこれが基準
まず、カードローンを申込をするときに、仮審査がどのような審査基準なのか知る必要があります。
- 年収や勤続年数が安定しているか
- 他社からの借入の数や金額がないか
これらを基本的には仮審査でチェックをします。項目よりも年収などが少なかったり、他社からの借入が多いと仮審査の時点で落ちてしまいます。
(⇒カードローンの審査基準をチェック!)
一方で、項目を満たしていると簡単に通過されます。
ただ、重要な点はこの仮審査のほとんどが機械で行われているということです。つまり、申込された情報をもとに最低限のチェックを行うため、個人の詳しい情報は確認はしません。
例えば、本当は年収300万でも、申請のときに年収500万と記載すれば通過することもあります。また、他社の借入がなくても、借入無しと記載すれば、その通りに判断されます。
だからこそ、本来の情報よりも盛ったり、誤魔化しても「融資可能」と表記されます。
機械だからスピーディに審査される
実際に、アコムやプロミスなどの「即日融資」を掲げている消費者金融などは、仮審査が早いです。
ですが、ここで安心できないのは、表面上の審査を行ったに過ぎず、個人の信用情報まで見ていないということです。
見られる視点が違う!本審査はここで落とされる!
仮審査を通過すると、本審査に移ります。この時点で機械ではなく、人の目で審査されます。
チェック項目は厳しく、仮審査とは違い個人情報を調べるので、日数や時間などがかかります。
本審査とは何をするのか
人が審査するため、情報全体に相違があれば、融資は見送られます。
本審査のチェック項目を知ろう
それでは、本審査では何をチェックされるのか、以下に挙げるので覚えておくと便利です。
- 現在の収入や職業、住まい、借入状況など
- 申請された内容と個人情報が合っているか
- 自宅もしくは勤務先への在籍確認
- 過去に返済トラブルがないか
- 人柄や言葉に偽りはないか
収入や職業などは、安定していることや公務員などが挙げられます。また、住まいは持ち家や社宅といったものを重視して確認をします。
ただ、これは仮審査でもほぼ同様のところです。もちろん、申請したことが間違いがなければ有利に審査は運ぶでしょう。
しかし、本当に見るべきところは、仮審査のときの情報が本当に正確がどうかです。
よく、仮審査が通って、本審査に落ちてしまう方の特徴として、表面上だけで審査を通過しようとするところです。
そのため、在籍確認や年収が合っていたとしても、人柄や目的で落ちてしまう可能性もありうるわけです。
例えば、借入目的が「レジャー」や過去にトラブルがあったのに「真面目に返済します!」という風に伝えることです。
仮審査と本審査は異なる方法なので、十分に注意して申請する必要があります。
項目 | 仮審査 | 本審査 |
---|---|---|
特徴 | 機械が判断 | 人間が判断 |
基準 | 申請された情報のみ | 仮審査をもとに正確なのか |
審査結果 | その場で結果がくる | 人間が結果まで時間がかかる判断 |
整合性が近道、本審査で通過する4つのポイント
本審査を通過するには、仮審査の情報を正確に伝えることが重要になります。
2つの審査において整合性が取れていないと、審査は通過することはできません。
そこで、本審査で通過するポイントを4つまとめましたので、申請する際には抑えておきましょう。
- 仮審査と本審査の情報は合わせる
- 仮審査のときには、情報を盛らない
- 電話での受け答えには一貫性をもって
- 他社からの借入が複数ないこと
これらが、一つでもあると、審査は見送られる可能性が高いです。
特に、審査を通りたいからといって、上手く情報を伝えがちになりますが、個人情報信用機関から調査すれば分かることなので、偽りの情報は意味がないのです。
上手にそのときだけをやり過ごそうとすると、逆に不利になることが多いです。それならば、しっかりと裏表なく誠実に申告した方が、本審査を通過する確率も上がります。
偽りの申請をした方が逆に遠回りになる場合もあります。でしたら、一貫性を持って正直に伝えた方が近道となるでしょう。
多数の申込に注意!本審査で落ちても焦らないことが大事
これまで挙げたポイントを抑えておけば本審査に通過することもできるでしょう。
しかし、銀行や消費者金融によって、審査基準が違うため、整合性が取れても本審査で落とされる場合もあります。(こちらもご参考に→カードローン審査に通らない理由と対策)
そういうときは、別の金融機関でチャレンジをしてみるのも一つの手です。 審査で落ちたからといって、借入を諦める必要はないのです。
複数の借入に注意!
ただ、審査で落ちた後にすぐ、他の金融機関に申請するのは控えることです。なぜなら、審査した情報はすぐに個人信用情報として記載されるからです。
多数の借入が短い期間に申請されたことにより「お金に困っている=返済能力がない」とみなされます。
そのため、別の金融機関に借入する際には2つの方法が考えられます。
- 日数を空けてから申込む
- 審査中に別の金融機関に申込む
数ヵ月程度、日数を空けておいてから申込むと審査に通る可能性があります。
また、審査中であれば、個人情報にも記載がないので、申込をしても「多数の申込」に該当しません。通過するか心配の場合には、現在申込んでいる金融機関とは別に他社に申込をしてみましょう。
柔軟性の高い金融機関を選択
現在審査しているものとは別に、カードローンを申込むなら「アコム」や「プロミス」といった顧客対応が柔軟なところを選択すると便利です。
一方で、銀行などの年利は低いですが、審査が厳しく、融通が利きにくいところなどは、複数借入がないときに申込と良いです。
借入をする際には、個人情報を開示する必要があります。ただやみくもに申込むのではなく、一貫性を持って借入先に伝えると、本審査を通過する可能性を高めることができます。
【参考ページはこちら】
絶対に審査に通るカードローン利用術