知っていると返済が楽になる!カードローン金利引き下げの法則

無担保・無保証人でスピード融資!これが、カードローンの主な特徴です。誰にも頼ることなく、自分の信用で素早く借りれるカードローンは、緊急時にとても重宝します。

でも、その便利さばかりに目がいって、多くの人が金利に無頓着だったりします。もしかしたら、カードローンは金利が高いのが当たり前だし…と思っていませんか?

今回は、知っていればよりカードローンを便利に活用できる、金利引き下げの法則を紹介します。この機会に、ぜひ知っておきましょう!

ここを狙いましょう!カードローンの金利を引き下げる3つの法則

金利を引き下げると簡単に言っても、その法則を知らないとどうにもなりません。そこで、いくつかあるうちの重要な3つの法則を紹介しましょう!

第一法則はこれ!優良顧客になって金利を引き下げる!

カードローンの金利は、一般的に上限18.0%というところが多いです。多くのカードローン会社は、はじめて利用する人にはだいたい18.0%付近の金利で融資します。

借入限度額も30万円が上限のところが多いでしょう。しかし、同じ条件の利用者が、ある時を境に金利が18.0%のままの人と、17.0%に下がる人が出てくるようになる時があります。

これはどうしてでしょうか?ずばり、金利を引き下げられた人は、優良顧客になったからです。つまり、借入と返済のバランスがとてもよく、この人ならもっと条件をよくしてもいい、と思われたことになります。

優良顧客になる、この金利引き下げの法則を狙うのに、実は近道はないのです。地道に借入と返済を繰り返していき、それが認められれば借入限度額が増額し、金利が下がるのです。

100万円以上借りると引き下がる!?意外に知らない第二の法則

金利引き下げの法則で、結構知らない人が多いのが、100万円以上借りると金利が下がるということです。もちろん、借入限度額も100万円以上にならなければならないので、それなりに優良顧客にならなければなりません。

しかし、会社側からの提案や本人の希望に関わらず、例えば50万円借入れしていて金利18.0%だった人が、100万円以上借入した場合は、必ず金利が15.0%に引き下がるのです。

これは、強制的に下がるものです。というのも、法律で100万円以上の借入の法定金利は15.0%と決まっているからです。これ以上の金利を取っている会社は、法律違反で捕まってしまうのです。

例えばこれを知らずに、もし、あなたが95万円カードローン会社から借入していたらどうでしょう?3%の大きな金利分の損失になります。必ず知っておくべき法則がこの第二法則なんです。

複数の借入の一本化で、金利も引き下がる!?第三の法則の不思議

第二法則と原理は同じなのが、この第三の法則です。複数の会社から、25万円ずつ借りている人がいるとしましょう。その人は、必ず借入の一本化をすることをお勧めします!

なぜなら、一本化することで、カードローンの借入が100万円を超える可能性があるからです。25万円ずつ4箇所で借りている場合は、すでに100万円の借入です。

そして、それぞれの金利は借入先が違うので、18.0%だとしましょう。一本化することで、法定金利の15.0%になりますので、大幅な金利の引き下げになります。

おまとめローン一本化は、多くのカードローン会社で商品がありますので、もし、複数の借入で引き下げを狙っている人は、検討してみましょう!

信用力アップが肝心!優良利用者になるためにすべきこと

カードローン会社は金利で儲けます。ですので、その金利を引き下げるには、それなりの条件が必要なのです。ここでは、最も重要な条件優良顧客について紹介しつつ、やってはいけない信用問題を取り上げます。

優良顧客になるためには、安定した収入があればいいの?

カードローンの優良顧客になって、金利を引き下げるためには具体的にどういうことをすればいいのでしょうか?大企業に勤めて安定した収入を得ればよいのでしょうか?

しかし、これは必ずしも必要条件ではありません。もちろん、安定した収入はカードローン利用者の属性として重要です。しかし、それは、審査の段階で重要なのであって、金利引き下げにはあまり関係ありません。

じつは、カードローン金利引き下げには、借入と返済の履歴が大きく関わっています。定期的に借入れて、返済期日に確実に返済する、これが出来て初めて優良顧客という称号を手に入れるのです。

少額をこまめに借りるのは、金利引き下げにはマイナス?

定期的に借入れるだけでは、優良顧客になれないって知っていましたか?例えば、借入限度額30万円の人が、3万円づつ定期的に借入をして返済期日にしっかリ返す。

一見すると信用が積み重なっている気がしますが、金利引き下げの優遇はこのままでは受けられません。借入れは、限度額まで借入れることで、カードローン会社は利益を得るのです。

利益を得られるお客さんに、もっといいサービスをする!というのが金利引き下げの基本原理です。あまり少額の借入では金利引き下げのサービスは受けられないと思った方がいいでしょう。同様に、複数の会社から借入している人も厳しいでしょう。

金利引き下げを可能にする優良顧客の条件を以下にまとめます。

  • 定期的に借入限度額の上限まで借り入れをしている
  • 返済期日に遅れずに返済している
  • 複数のカードローンを併用していない

絶対NG…返済滞納すると信用情報機関にブラック情報が!

金利引き下げが不可能になるだけではなく、ブラックリストに載ってしまう行為が次の3つです。

  • 返済期日に返済できず3ヵ月以上滞納する
  • 債務整理または自己破産してしまう
  • 複数のカードローンに同時に申込む

上記で、複数のカードローンに同時に申込むのは厳密にいえばブラックリストではありませんが、信用の面でとても怪しまれますので要注意です。

金利引き下げが信用の積み重ねの結果なら、返済金の滞納は真逆です。ましてや、支払えずに自己破産などになると完全にブラック扱いになり、その後の信用はほぼ皆無になります。

それでは、このブラック情報はどこに記載されるのでしょうか。これが、以下の3つの信用情報機関です。
(⇒ブラックで銀行カードローンは無理?

  • KSC(全国銀行個人信用情報センター)
  • CIC(割賦販売法・貸金業法指定信用情報機関)
  • JICC(日本信用情報機構)
ここに記載されると、一定期間の間は金融ブラックと呼ばれ、どこのカードローン会社でも相手にされなくなります。返済滞納という汚名が文字通り記載されてしまいますので、絶対にそのような行為はしないようにしましょう。

どの会社が有利?金利引き下げOKな会社を徹底比較!

優良顧客になったり、おまとめローンなどで100万円以上の借入になると、金利引き下げが可能になることは分かりました。では、カードローン会社間で金利の幅に違いはあるのでしょうか?

銀行系と消費者金融系カードローン、金利はどっちが低いの?

カードローンといえば、消費者金融!というのは一昔前のことです。今や、大手銀行が独自にカードローン事業に参入して、個人向け融資を積極化させています。

もちろん、従来からの消費者金融のみ、または、銀行と提携しながら運営している消費者金融もあります。いまやカードローン業界も群雄割拠という様相を呈しているんです。

そんななか、銀行系と消費者金融系どっちが金利的に有利か気になるところです。これは、比較してみればすぐわかりますが、銀行系が圧倒的に有利です。しかし、銀行系は属性にうるさいことや、なかなか審査に通りにくいといったデメリットもあるんです。

かなり違う!?各カードローン会社の金利の違いを比較

具体的に、銀行系と消費者金融系の金利を比較してみましょう。

カードローン名 金利幅
みずほ銀行カードローン 4.0%~14.0%
三井住友銀行カードローン 4.0%~14.5%
三菱東京UFJ銀行カードローン 4.6%~14.6%
プロミス 4.5%~17.8.%
アコム 4.7%~18.0%
アイフル 4.5%~18.0.%

比較してみると分かりますが、たとえば始めに5万円借りたとして、銀行系はいきなり14.0%あたりの金利から始まります。一方、消費者金融系は18.0%付近です。初期設定から銀行系が有利なのです。

しかし、100万円以上の借入になれば、消費者金融系も自動的に法定金利の15.0%付近に下がります。借入金額によっては、金利の幅はかわるので、一概に消費者金融が不利とは言えません。

金利引き下げがしやすいのは消費者金融系カードローン!

ずばり、金利引き下げにポイントを絞ると、借入と返済を重ねて優良顧客になりやすいのは、消費者金融系カードローンです。金利引き下げにも銀行系より簡単に応じてくれる可能性があります。

銀行系カードローンは、銀行の審査基準を受け継いでいるため、審査が厳しい傾向にあります。当然、金利引き下げに関する審査も同様です。

もちろん、属性や審査に自信がある人なら、迷わず銀行系カードローンを選ぶのが良いでしょう。しかし、そうではない人の場合、消費者金融系カードローンからコツコツと信用を重ねていき、金利引き下げを狙うのが近道だったりします。

金利引き下げの法則のまとめと注意すべきポイントについて

何時でもお金を借りられる便利なカードローンですが、利用頻度や借入金額が上がれば、金利引き下げを要請すると返済が楽になります。最後に、金利引き下げの法則のポイントをまとめます。

金利引き下げのために取るべき具体的な行動のまとめ

金利引き下げに必要なのは、なにより借入と返済をバランスよく行い、優良顧客になることです。その他の条件も合わせて、3つの法則を以下にまとめます。

  • 優良顧客になって金利引き下げを要請する
  • 100万円以上の借入で金利を自動的に引き下げる
  • 複数の会社の借入をまとめて金利を引き下げる

この中で、最もやりやすいのは、三番目のおまとめローンです。各社、おまとめ系のサービスを持っていますので、比較チェックしてみましょう。

要注意!法定金利を上回る悪徳業者は避けましょう!

審査簡単で、ブラックでも融資!すぐに金利も引き下げます!などとうたった業者は注意しましょう。まず、ブラックでも融資して金利も引き下げるという会社は、違法業者です。

このような業者にひっかかると、金利引き下げどころか、法定内の18.0%を軽く上回る金利を課されて返済に苦しむことになります。

悪徳業者を簡単に判断するのは、貸金業登録番号があるかどうか、また、日本貸金業協会に加盟しているかどうかを見れば一定の判断ができます。

金利引き下げに必要なのは、最終的には信用と実績です!

例えばビジネスをするにも、一番大事なのは信用と実績です。カードローンにおける金利引き下げも例外ではありません。

カードローン会社にとっては、客の金利を引き下げる行為は、単純に自分たちの利益を減らす行為です。

それでも、金利を引き下げるのは、それなりに顧客との良い関係を構築したいからにほかなりません。ですので、日頃からの取引の積み重ねがなにより大事になるのです。

【参考ページはこちら】
低い金利でお得に借りたい!

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