収入なし…専業主婦でもOKなカードローンってあるの?
急な出費で家計が大ピンチ!旦那の給料日はまだまだ先だし、支払いの期限も迫っているし、どうしよう?!
そんな悩みを抱える専業主婦の方は、結構多いのではないでしょうか。
ちょっとお金を借りられたら助かるんだけど…。カードローンが組めれば…。
果たして、無収入の専業主婦であっても、借り入れのできる金融機関はあるのでしょうか?
主婦がローンを検討するときに注意すべきことは?
消費者金融はインターネットで申し込みができて、来店不要で即日融資が可能なところが多く、“初回は30日間無利息”などの魅力的なサービスもあり、家計のやり繰りで困っているときは、すぐにも利用したいと!思いますよね。
「主婦」でも収入の有無で借り入れに差ができる
主婦、といっても、働き方や収入の有無によって、3つのタイプに分けられます。
- 正社員で働いている主婦…収入が多く安定していて、ほとんどの人が社会保険に加入しています
- パート・アルバイト主婦…収入はありますが、正社員より少ないです
- 専業主婦…自身の収入はありません
正社員の主婦の方で、特に既に大きな借り入れがなければ、どこの金融機関でも問題なくローンを組めます。
パートやアルバイトをしている主婦の方も、安定した収入があるのでカードローンは利用できますし、他に借り入れがなければ問題ありません。
ただ正社員より年収が低いことと保険の関係で、借り入れ限度額が若干少なくなります。
専業主婦の方は、配偶者に収入がありますが、自分自身は無収入なので、「年収0(ゼロ)」となり、「無職」と同じ扱いになります。
現行の法律で、貸金業法に『総量規制』というものがあります。これは借り過ぎや貸し過ぎを防ぐためで、「年収の3分の1を超える貸し付けをしてはならない」というものです。
たとえば年収が100万円なら、33万円までの借り入れであれば可能です。
ということは、仕事をしていない、収入の無い専業主婦の場合、借り入れはできない、どころか消費者金融では申し込みの審査もしてもらえないことになります。
(⇒専業主婦向け銀行カードローンは?)
では専業主婦の場合、カードローンで借り入れをするのは諦めなければならないのでしょうか?
専業主婦が消費者金融から借り入れする唯一の方法とは
ひとつだけ、専業主婦でも総量規制の例外として、消費者金融からお金を借りる方法はあります。
ただし、配偶者と合算した年収の3分の1までの借り入れとなるので、配偶者の「同意書」と、結婚している証明となる書類、住民票や戸籍謄本などを提出する必要があります。
また、すでに他社で借りている場合、その分の金額も含めて年収の3分の1が借り入れの限度額になります。
しかし、ご主人や家族には内緒でお金を借りたい、という人が大多数でしょうから、この方法では無理、という人がほとんどですよね。
それではやはり、専業主婦は借り入れを諦めるしかないのでしょうか?
専業主婦でも申し込み可能なカードローンがあるんです!
専業主婦でも諦めなくて大丈夫!安心してお金を借りられるところがあるのです。
2010年の法改正で『総量規制』ができて審査が厳しくなったため、専業主婦の方は消費者金融から借り入れをすることはできなくなりました。
ですが、消費者金融はダメでも、銀行系のカードローンであれば、専業主婦でも借り入れができます。銀行は総量規制の対象外になるためです。
大手の銀行系であれば安心ですし、しかも金利も低く、配偶者に決まった収入があれば同意書も収入証明書も必要ありませんから、ご主人に内緒で借りることができますね。
自動契約機もありますが、インターネットで申し込みをすればスマートフォンやパソコンを使ってどこからでも簡単に申し込みができるので便利です。
来店しなくても口座にお金を振り込んでもらえたり、最短で即日融資も可能です。
審査の時に注意すべきことは?
借りたい銀行が見つかって申し込みをする前に、あらかじめ「本人確認書類」を手元に準備しておくとスムーズです。
- 免許証
- 保険証
- パスポート
など、本人の身元の確認ができる物を用意しましょう。
次に気を付けるべきは「入力ミスをしない」。そして「嘘はつかない」ことと、「必要以上の限度額を希望しない」ことも大事です。
ミスはもちろんですが、嘘をついたり欲張ったりすると、通る審査も通らなくなってしまいます。
また、以下のことに該当していると審査に通りませんので、申し込む前に確認しておきましょう。
- 6ヶ月以内に6社以上の申し込みをしている
- 他社の借り入れが4件以上ある
- 債務整理、債権回収、破産申し立て、債権譲渡などを行っている
では銀行系のカードローンには、具体的にどんなところがあるのか見ていきましょう。
専業主婦が安心して借りられるのはどこ?
誰もが名前を知っているような大手銀行のカードローンであれば安心です。
銀行系カードローンのメリットは
- 配偶者の収入証明や同意書が不要である
- 申し込みが簡単で、家族に知られずに借りられる
- 審査が早いため、即日融資も可能
- 銀行ならではの低金利で借りられるので負担が少ない
と良いことづくめです。
ですがどの銀行でも専業主婦OK、というわけではありません。
現在専業主婦の方でも借りられるのは、一部の銀行に限られています。
安心、おススメはこの銀行!
その中でも金利が低めで使いやすく、安心しておすすめできる代表的な銀行が「みずほ銀行」「三菱東京UFJ銀行」「イオン銀行」の3つです。
各銀行の具体的な内容と特徴を見てみましょう。
みずほ銀行
「みずほ銀行カードローン」は、申し込みから借り入れまで全てネットで手続きができ、24時間いつでも受け付けているので、忙しい人やすぐに借りたい人にはおすすめです。
みずほ銀行に口座があれば、最短即日利用可能で、来店・書類の郵送が不要の「WEB完結申込み」サービスが受けられて便利です。
特にインターネットバンキング、モバイルバンキング、テレホンバンキングがまとめて使える「みずほダイレクト」をすでに利用している場合、本人確認の書類等が不要になるので手続きも早くなります。
口座を持っていない人で、すぐに融資を受けたい場合は、来店申し込みが最も早い方法となります。
銀行の窓口で口座を開設し、みずほ銀行カードローンの申し込みを同時にすれば、即日融資と利用が可能になります。
金利は4.0%からと低く、専業主婦であれば30万円まで借りられます。
返済方法は、毎月10日に返済用普通預金口座からの引き落としと、任意返済ではみずほ銀行ATMやコンビニATMからの随時返済ができます。
「みずほダイレクト」利用の場合、パソコン、スマートフォン、携帯電話、固定電話からの返済もできます。
三菱東京UFJ銀行
三菱東京UFJ銀行カードローン「バンクイック」は、口座を持っていなくても利用できて、インターネット申し込みなら最短30分で審査回答・即日利用が可能なため、急な出費で困った時におすすめです。
申し込み後、最短30分でEメール、または電話で審査結果の連絡があります。
審査結果の連絡は平日9時~21時、土・日・祝日は9時~17時なので、受付時間や審査状況によっては回答が翌日以降になる場合があるので注意が必要です。
金利は4.6%から14.6%、専業主婦の方の場合、30万円までの借り入れが可能です。
返済は2,000円からでき、三菱東京UFJ銀行ATM、提携コンビニATMを使えば時間外手数料などもかかりません。
イオン銀行
イオン銀行の「カードローンBIG」の場合、申し込みをして審査結果がわかるまで、仮審査と本契約の二度の書類のやり取りを郵送でしなければならないために、数日かかる可能性があります。やはり口座を持っていれば、即日融資が可能です。
普段から買い物でイオンをよく利用する主婦の方であれば、予め口座を作っておくのもおすすめです。
イオン銀行のATMは当然として、ゆうちょ銀行をはじめ、みずほ銀行、三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、りそな銀行のATMが利用でき、さらにコンビニに設置されているイーネット銀行のATMも利用できるので、近くにイオン銀行が無くても大丈夫です。
金利が3.8%からと最も安く、10万円以下の借り入れであれば月々3,000円からの返済になるので、大変利用しやすいのではないでしょうか。
※専業主婦対象 | みずほ銀行 | 三菱東京UFJ銀行 | イオン銀行 |
---|---|---|---|
実質年率(%) | 4.0~14.0 | 4.6~14.6 | 3.8~13.8 | 最大利用限度額 | 30万円 | 30万円 | 50万円 |
融資のスピード | 最短即日 | 最短即日 | 最短即日 |
ここで挙げた以外にも、人気のある銀行系のカードローンはいくつもありますので、内容や利用のしやすさなど、よりご自分に合うものを探してみてください。
すぐにもお金を借りたいのであれば、申し込みは平日昼間の12時までに済ませるのがよさそうです。
カードローンとの上手な付き合い方
自分の銀行口座からお金をおろすような感覚で、とても手軽にお金を借りられて便利なので、ついつい自分のお金のように錯覚したり、使いすぎてしまう、なんてことがあるかもしれません。
しかし、実際は『借金』である、ということをよく肝に銘じて利用しましょう。
利息計算で支払総額をきちんと把握しておく
ローンは元金(実際に借りたローン金額)と利息(元金に対して一定の利率をかけた手数料)の合計を返済していくものです。
カードローンは日数で利息が決まるので、短期の借り入れに適しています。
いくらの金利(実質年率)でいくら借りたかで、どれだけ利息を払っていくことになるのかが計算でわかりますから、そこはきちんと把握しておきましょう。
元金×金利×借入期間=利息
ですので単純な話ですが、同じ金利で借りても、60日間借りるのと30日間で完済するのでは、30日間の方が半分の利息の支払いで済みます。
ローンの支払総額を少なくするには、できるだけ短期間に、繰り上げ返済などを行って完済するのが肝腎です。
毎月決まった日に一定額を返済していく約定返済と、余裕のある時には随時返済を組み合わせて、早目の返済を心がけ、カードローンとは無理なく上手に付き合っていきましょう。
【参考ページはこちら】
専業主婦でも借りられる審査の緩いカードローン