大公開!カードローン審査落ちの基準はこうなってる!
「敵を知り己を知れば百戦危うからず」という言葉があります。
自分の実力を知り、相手の実力を知れば、どんな戦いでも首尾よく勝利をおさめることができる、ということです。
これは別にスポーツの試合のような文字通り実力が問われる場面だけでなく、ビジネスや生活の様々な面にも適用することができるルールです。
そして、実はキャッシングに関しても当てはまります。キャッシングの審査に関して、相手がどのような審査基準をもっているかを知ることができれば・・・
そうです、審査に通ることは100%とまではいわないとしても、その可能性がぐっと高まることは間違いありません。
カードローンの審査ではここが見られる
一口にカードローンといっても、銀行カードローンから、消費者金融のカードローンまでいろいろとあります。いずれにしても共通しているのは、カードローンとは利用限度額を決めて、その枠内で繰り返し継続的に融資を繰り返すサービスです。
ですから、街金が100万円をまとめて借りて、あとは返済をするのみ、というのとは異なります。カードローンの特徴は継続的な取引です。
それで、お金を貸す側としては以下の二点を審査の際に確認したいと思っています。それは相手の返済能力と信頼できる相手か ということです。
もちろん、この二点はかなりの程度重なるのですが、強調したいのは、単に経済的な返済能力だけを見ているのではなく、できるだけ融資申込者のパーソナリティも見たいと思っている、ということです。
この二点を見極めるために、お金を貸す側は融資申込者に個人的な情報を提出してもらって、審査をすることになります。審査される項目は以下の様な項目です。
- 年収
- 勤務先
- 勤続年数
- 保有している不動産
- 家族構成
- 他からの借入総額
などです。項目によってはその真実性を担保するために書類の提出が義務付けられていることもあります。
さて、審査落ちするかどうか、特に大事なポイントは実は決まっています。逆にいえば、そこさえきちんと抑えれば審査に通る確率はぐっと高まるのです。以下、ご一緒に見てみましょう。
「勤務先」に気を配ろう
最初のポイントは勤務先です。
当たり前のことですが、勤務していなければ、キャッシングできる可能性はほとんどありません。また、アルバイトやパートよりも、正社員として勤務していることが評価されます。
(⇒キャッシングをするための職業)
ということで、人によっては少しでも自分の属性をよく見せようとして、嘘を書こうとする方がいらっしゃいます。
嘘を書いても、あとで収入証明や保険証を提出することでバレてしまいますし、勤務先の場合は在籍確認という手続きもあります。
つまり、あとであなたが記載した勤務先に電話がかかってきて、申込者がほんとうに在籍しているかどうかが確認されるのです。
もし、そこでいないということが分かれば、その時点で、申込時に記入した勤務先が虚偽記載であることが分かります。そして、そうなってしまえば、審査に通ることはまずないでしょう。
なぜなら、金融機関は嘘をついてでもお金を借りようとする人は信頼できないと考えるからです。ですから、勤務先はアルバイトでもパートでも、真実を記載するようにしましょう。
勤続年数も大事
勤務先に関してもう一つ覚えておいてほしいことは、勤続年数、つまり同じ場所でどのくらい働き続けたのか、というのが非常に大事 ということです。
それによって、お金を貸す側はあなたの返済能力が安定しているかどうかを見ます。できれば、1年以上は同じところで勤務していたいものです。
しかし、これだって嘘をつくことはできませんよね。では、どうしたら良いのか?
例えば、アルバイトやパートの場合、いくつかの仕事を掛け持ちしているかもしれません。それぞれの勤務年数が異なる場合、長い方を記載することをおすすめします。これは別に嘘をついているわけではありませんよね。
提出書類も重要
審査落ちするかどうか、別の重要な要素、それは提出書類です。
最近では、提出書類を省略する会社が増えてきていますね。申込者の便宜を計ってのことと思います。
しかし、それだけに提出する書類があれば、審査する側の目はそこに注意が向く、ということです。
提出する書類には大きく分けて2つの目的があります。それは本人確認と返済能力の確認 です。
本人確認書類をするための書類としては以下の様なものがあります。
- 免許証
- 住民票
- パスポート
- 会社の保険証
などです。さて、あなただったら、どの書類を提出しますか?もちろん、これだけで審査落ちが決まるわけではありませんが、一番評価が低いのは住民票でしょう。住民票で確かに本人確認はできるかもしれませんが、それ以外の情報はまったく確認できません。
それに対して、会社の組合保険証だったら?本人確認以外に、申込者が属している会社についても知ることができますよね。ですから、提出書類としてポイントが高いわけです。
こうした本人確認のための書類以外にも、収入証明の書類も提出するように求められたときにも工夫ができます。
例えば、直近三ヶ月の給与明細の提出が求められることがありますが、給料がガクンと下がったタイミングで申し込むよりも、高い金額が安定して支給された時期のものを提出してみてはいかがでしょうか?審査する側の印象が異なることは間違いありません。
申込金額が高過ぎると審査落ち
さて、最後に注目するポイントは審査の際に申し込む利用限度額です。
カードローンのことをよくわかっておられない方は、自分の返済能力がどう評価されているかもわきまえずに、「多く設定しておいて方が得だ」と思って、利用限度額を多めに申し込まれます。しかし、初回の申し込みで利用限度額を多めに申し込むとまず落ちます。
それはなぜか?それは審査する側が、向こう見ずに高めの金額を設定する人を「きちんと返済計画を立てていない人」と評価するからです。さらには、それまで取引がないにもかかわらずいきなり高い利用限度額を設定することは、お金を貸す側にとってもリスクが高いからです。
より現実的なのは、最初の審査の際には低めの金額で申し込み、一定期間取引を重ねたのちに、利用限度額の増額の申し込みをすること です。
以上、カードローンの審査で多くの方々がつまづいてしまうポイントを挙げました。おさらいしておきましょう。
- 勤務先の嘘はダメ、勤続年数にも注意
- 提出書類もよく選ぶ
- 申込金額が多ければ審査落ちの可能性大
この3点に気をつけて、次回のカードローン審査、一発通過目指しましょう。
【参考ページはこちら】
審査に落ちた時の原因と対策