審査に落ちた理由は?他社で審査ダメにならない秘訣はこれだ!

カードローンを利用する時、誰だって審査に落ちるのは嫌ですよね。でも審査なので受かる人もいれば落ちてしまう方も必ずいます。

他方で、審査に落ちた経験を次回の審査に活かすことを忘れてはいけません。

なぜなら、一度審査に落ちたって他社での審査に受かるようにすればいいのですからね。

そのためには、審査に落ちた後の適切な対処が大事なのです。

今回のレビューでは、“審査落ちを次回の審査合格に繋げる”ための様々な提案をしてみたいと思います。

審査に落ちた後の対処が肝心肝要!

カードローンを利用したければ、必ず審査に通る必要があります。

他方、誰だって審査は嫌ですよね!審査に落ちるのは絶対に避けたいですよね!

「審査に落ちるんじゃないか?」といった心配や不安はどうしても払拭できませんよね。

でも、ちょっと冷たい言い方をすれば、審査なのでパスできる人もいれば、落ちてしまう人もいます。そこで、もしあなたが審査に落ちてしまったらどうしますか?

“審査落ち”は利用者すべてに有り得る事態です

ところでカードローンの審査通過率ってどれくらいだと思いますか?

消費者金融カードローンの審査通過率は、およそ30%~50%弱と言われています。

一方、銀行カードローンだと審査通過率は約20~30%となるのでグッと審査に通るのは難しくなると言ってよいでしょう。

審査通過率が一番高い消費者金融カードローンでも、2人に1人の割合で審査に落ちてしまいます。
(⇒カードローンの審査基準はどうなってる?

そして、あなたがその1人になってしまう可能性は常にあるのです。

では、審査に落ちたらどうしますか?

もうカードローンの利用はあきらめますか?あるいは「次回のカードローンの申し込みでは絶対に審査に通ってやるぞ!」と気持ちを新たに持つこととなるのでしょうか。

どちらにしても審査に落ちた後には次回の審査には絶対にパスするための対処を強く要望してみたいと思うです。

まずは主な金融機関の「審査合格のボーダーライン」をまとめてみます。

金融会社 審査合格の目安
プロミス ・安定した収入
・勤続年数が1年あればOK
アコム ・安定した収入
・他社からの借入少ない事
新生銀行レイク ・安定した収入
・信用情報に汚点無い事
三菱東京UFJ銀行 ・安定した収入
・一定レベルの収入
みずほ銀行 ・安定した収入
・勤続年数は最低1年以上

審査に落ちた場合には、まず上記の表で示した「審査合格のボーダーライン」をクリアできる条件が整っているかどうかを考え直してみましょう。

そうなんです!審査に落ちた後の肝心な対処法とは、「自分なりに審査に落ちた原因」をしっかり見つめ直すことなんです。

「審査に落ちたなら反省する!」が、審査落ちた後に他社で審査ダメにならないようにするための第一歩になるのです。

審査落ちの原因を知る事が次へのステップ

以上での指摘のように、審査に落ちた後には“審査に落ちた原因”をきちんと自分なりに振り返ることが審査に落ちた経験を次回の審査合格へと繋げるための方策となるのです。

しかし、どの金融機関においても、審査に落ちた理由や原因については教えてくれません。

だからこそ“自分なりに審査に落ちた理由や原因を考える”と言った行動が必要になるのです。

他方で、審査に落ちた理由は教えてもらえませんが、審査に落ちた理由あるいは原因を推察することは可能です。
(⇒審査に通りづらい職業があるの?

たとえば、以下に“カードローン審査で落ちてしまう一般的な理由・原因”と考えられる点を列挙してみます。

審査落ちの原因・理由 具体的な内容
収入状態 ・収入が不安定
・年収が少な過ぎる
借入状態 ・年収の3分の1以上の借入ある
・複数社からの借金
・多額の借金
返済状況 ・過去3か月以内に返済延滞した
・過去に債務整理した
申込状況 ・一度にたくさんのカードローン申込した
・短期間にたくさん申込む
利用者自身の問題 ・年収に比して希望額高過ぎる
・家賃滞納していたり税金滞納している
勤務状態 ・勤続年数が1年未満
・雇用がかなり不安定で流動的

実は、カードローン審査に落ちた人の多くが、上記で指摘したどれかの理由・原因に該当してしまっているケースが多いと言ってよいのです。

また、上記の理由以外にも審査落ちた理由や原因はあります。

たとえば、「同居している家族に金融ブラックがいる」や「申込書の記載内容を正確に書かなかった」と言ったことがあります。

表中で指摘したカードローン審査に落ちてしまう理由・原因を1つのベースとしてください。

その上で、さらに自分の生活状況や取り巻く環境等も加味して“包括的な観点から審査に落ちた原因をすべて一度洗い出す!”と言った作業が他社で審査ダメにならないためのネクストステップになるのです。

審査に落ちて即申込みってOK?!

審査に落ちて間髪入れずに他社へ申し込むのは利用者の自由です。法律や金融会社の規則に「審査落ちたらすぐに他社には申し込めない」と言ったルールはありません。

しかし、審査に落ちて即申し込みしたからと言って、その審査に通るか否かは別の問題となりますよ。

あえて言えば、審査に落ちて即申し込みをしてパスできる確率はそんなに高くないと言ってよいと思われます。

なぜなら、直近の申し込み状況や審査結果等はすべて信用情報機関に記録されてしまうからなのです。

審査に落ちた後に申し込んだ他社の審査でも必ず信用情報機関に与信をかけて利用履歴を調べます。

この時に、もし2~3日前に審査に落ちた事実があったとしたら、その記録は残ります。

そして、申込先の審査担当者がそのような事実を知ったらどう感じるのでしょうか?

あくまでも推測の域を出ませんが、「この人って2~3日前に別会社の審査に落ちているんじゃないのか!きっとなんか問題があるのだな」と思われて、間違いなく審査でマークされることになると思いますよ。

そうなると前回での審査に落ちた理由を丹念に調べられることになるので、もともと甘めの審査であっても厳しめとなってしまい審査に通り難くなるのです。

そのことから、一度審査に落ちたら、しっかり冷却期間を置くかたちで他社に申し込んだ方が、新規の申込先の審査担当者にそのように勘繰られてしまうことは少なくなります。

他社で審査がダメにならない“3つの秘訣”

ここではすでに指摘した審査に落ちてしまったもろもろの原因・理由を考慮しつつ、審査に落ちた後に他社へ申し込んだ審査でダメにならないようにするための“3つの秘訣”を紹介したいと思います。

3つの秘訣は、審査に落ちた経験をしっかり踏まえた上で、“失敗した反省を込めた審査に通るための秘訣”と考えていただければよいと思います。

また、そのような主旨であることから、場合によってはこれら秘訣を実践することで自分の借入希望が100%満たせない状態での他社への申し込みとなってしまうこともあると思われます。

しかし、カードローンを利用する上において、なにがいちばん大事な事かと言えば、それは「カードローン審査にパスして融資を受ける事!」に他ならないと思います。

それゆえ、かような観点からご提案したい内容となっているのです。

【秘訣!その1】“審査ハードル”下げて申込んでみよう!

単に「審査に落ちた!」と言っても、利用者によって様々なケースがあると思います。

たとえば、「大手銀行のカードローン審査に落ちてしまった!」と言った人と、「中小消費者金融のカードローン審査に通らなかった!」と言った人では、同じ“審査落ち”でも、それらが意味するものは異なると言えるのです。

と言うのは、大手銀行のカードローン審査に落ちた人には他社での審査にパスできる“のびしろ”と言うものがある一方で、中小消費者金融の審査に落ちてしまうような人の場合だと「もう後が無い!」といったように次の審査をパスできる余力と言うものが少ないからなんです。

そして、審査に落ちても“のびしろ”がある場合には「審査ハードルを下げて申し込む」と言った手段が使えるのです。

具体的に説明すれば、もしあなたが大手銀行のカードローン審査に落ちてしまったなら、次回は消費者金融カードローンの審査に申し込むと言ったことです。

一般的に銀行の審査は厳しめとなり、その中でも特に大手銀行の審査は厳しめとなるので審査に通るのはかなり難しいのです。

他方で、消費者金融は銀行カードローンの審査に比べて甘めで柔軟となります。

そのことから大手銀行の審査ハードルはクリアできなくても、それよりも低くなる消費者金融カードローンの審査ハードルならクリアできる可能性は十分にあります。

先に触れた「審査通過率」をここで思い出してみましょう。銀行は約20~30%ですが、消費者金融なら30~50%弱の通過率となるので、申込先を消費者金融に変えるだけで審査通過率はアップします!

では最後に“消費者金融と銀行の審査ハードルの違い”を紹介しておきます。

銀行(ハードル高め) 消費者金融(ハードル低め)
年収:高い方が有利 年収:審査可否にそれほど影響しない
職業:公務員、正社員が有利 職業:アルバイト、パートでも問題なし
勤続年数:最低1年以上 勤続年数:1年あればOK
他社借入:1~2社程度 他社借入:3社程度ならOk
返済履歴:一度でも返済遅延あると難しい 返済履歴:繰り返しでなければOkの場合あり
居住形態:持家が有利 居住形態:現住所が確認できれば関係なし

【秘訣!その2】“申込条件”を変えてみよう!

2つ目の秘訣は「申込条件をもう少し下げて他社に申し込む」と言ったことになります。

すでに指摘した審査に落ちる理由・原因にまったく該当せず、かつ公共料金等の支払い延滞も皆無で、自分で考えられる限りではまったく審査に落ちる原因がわからないと言った場合は、“申込条件が妥当でない!”と言ったことが審査に落ちてしまう理由になってしまっているケースがあるのです。

具体的に、そのような原因を挙げると以下のことが考えられます。

  • 希望融資額が高い
  • 総量規制を無視
  • 申込ブラック

以上の原因の中で、特に多いケースとなるのが「利用希望額が高過ぎる!」と言ったことなんです。

たとえば、年収が200万円しかないのに、90~100万円と言った希望融資額で申し込んでしまうとまず審査に通してくれません。

それゆえ、もし審査に落ちた時、希望融資額が年収に比して多過ぎるとわかったら次回の他社へ申し込む際には思い切って希望融資額を下げてみてください。

総量規制を無視したような申込条件だと、消費者金融カードローンの審査ではほぼ100%の確率で審査にパスできません。

総量規制にどうしても引っ掛かってしまうような場合は、まずカードローン等の借金をできるだけ返済して総量規制内での融資枠を広げてから次回の申し込みをしてください。

「申込ブラック」については1カ月以内に3社以内であれば問題はないでしょう。申込ブラックとみなされることはありません。

が、それ以上の申込件数だと危ないです。

また、審査に落ちたら最低でも6か月くらい期間を置いてから他社へ申し込んだ方がベターです。

なぜなら、カードローンの申込履歴は信用情報機関に6か月間くらい記録として残るからです。

【秘訣!その3】“借りる資格”の充実度図ろう!

最後の秘訣は「借りる資格をもっと充実させる!」ことなんです。

具体的には、自分自身のお金を借りるための「信用能力」と「返済能力」をブラッシュアップすると言うことになりますね。

審査に落ちてしまう原因として、もっとも大きな問題は「そもそもお金を借りる資格を満たしていない!」と言ったことがあるのです。

そうなると他社へ申し込みをしてもダメで、単に“審査落ちを繰り返してしまう”ことになってしまいます。

借りる資格をクリアできない例として以下の点を挙げてみます。

  • 年収が極端に少ない
  • 金融ブラック
  • 未成年者
  • 年金生活者
  • 無職

以上のリスト項目に1つでも該当してしまうような方は、“最低限の借りる資格を満たしていない”と言ってよいでしょう。

それゆえ、まずはこの点をクリアする必要があります。

さらに「いちおうはお金を借りる資格を満たしているが審査に落ちてしまった!」と言った人は、資格にさらなる磨きをかける必要があると言えます。

磨きをかけてから他社に申し込むことをお勧めします。

“お金を借りる資格の充実度を図る1つの目安”を以下に提示してみます。

借りる資格の項目 充実度図る目安
雇用形態 「正社員」のような安定雇用を目指す
年収 最低100万円以上で常に年収増を目標とする
勤続年数 審査に確実にパスできるのは3~5年以上
信用情報機関 金融ブラックなど汚点が記録抹消されるまで申込控える
職業・職種 ・社会的知名度高く安定企業とみなされる会社への転職
・大企業へ転職

以上で指摘した借りる資格のブラッシュアップの目安では、なかなか実現させるのが難しいケースもあるでしょう。

が、自分ができると思われる点について1つだけでもよいので、審査に落ちた時の条件から少しでも条件を向上させられれば次回の審査に通る可能性は高くなります。

とにかく、借りる資格において、なにかしらのプラス材料を得ることが審査に落ちた後の他社への申し込みを成功させるための最終的なコツになると言ってよいのです。

審査に落ちても絶対にしてはいけない〝2つの事柄”

審査に落ちてしまった方の中には、半ばやけくそに自暴自棄となって〝お金を借りる”ことだけに集中してしまって、キャッシングにおいて絶対にしてはいけない事に手を出してしまう人はいるのです。

だから審査に落ちてしまった時こそ、冷静になって自分で審査に落ちた原因としっかり向き合う意識がとても大事になるのです。

では、審査に落ちて自暴自棄になっても絶対にしてはいけない〝2つの事柄”に関して触れてみましょう。

ヤミ金には絶対手を出すな!

審査に落ちた人や、また審査に落ちまくってしまうような人の中には、「とにかくもうどこでもいいから審査に通してくれてお金を貸してくれるところならいいや!」と言った、安易な考えに陥ってしまう人って実際にいるのです。

そのような半ば自暴自棄になってしまう人が飛びついてしまうのが「ヤミ金」や「悪徳金融」なのです。

ヤミ金や悪徳金融は、とにかくすぐにでも無審査同然でお金を貸すような極めて甘い謳い文句を掲げて、審査落ちたすごく困っているような人を罠にはめるために待ち構えています。

そんな甘い誘惑に負けて一度でもヤミ金に手を出してしまうと、あとで待っているのは借金塗れの借金地獄しかありません。

ヤミ金はとにかく法外な高金利でお金を貸し付けます。そうなると返済できなくなって、その返済のために今度はもっと高い金利でお金を貸し付けると言った手口で、利用者を借金のスパイラルから脱け出させなくするのです。

そのことから、審査に落ちてあきらめて自暴自棄になったり、安易にお金を借りようと考えてしまうと、ヤミ金や悪徳金融の罠に捕まってしまう可能性は高くなります。

“審査落ちショック”でも無謀な申込みはしない!

審査に落ちた方では、「審査に落ちてお金が借りられなかったのは申込件数が少なかったからではないか?!」と思い込んでしまう人もいるでしょうね。

「だから次回では一度にたくさんのカードローンに申し込めば大丈夫だ」と考えてしまうことになるのでしょう。

でも、それってかえって審査に通り難くなってしまうって知っていますか?

審査に受かる資格を十分クリアできており、かつ借入条件や申込条件にも問題なく、加えて自分の借入能力に見合った審査ハードルのカードローンに申し込めば「1社のみだとお金が借りられない」と言った事にはならないのです。

他方で、なにかしらの問題があるような人は何社申し込んでも審査に落ちてしまう結果は変わりません。

カードローン審査にパスし易い申込件数と言うものはありません。

が、「それ以上申込件数が多くなると逆にカードローン審査に通り難くなってしまう件数の目安」と言ったものはあるようですね。

一度の申込件数 申込のタイミング
・消費者金融:一度の申込では2~3社まで
・銀行:一度の申込では1~2社まで
・消費者金融&銀行:一度の申込で4社以上だと申込ブラック
・消費者金融:1カ月以内なら3社まで
・銀行:1カ月以内なら1社程度が無難
・消費者金融&銀行:一度審査落ちたら半年以上は申込控える

カードローン審査では「ヘタな鉄砲でも数撃てば当たる!」はまったくの〝素人考え”と憶えておいてくださいね。

審査に落ちた時こそチャンスあり!

「お金が借りられる!」と思っていたのに、カードローン審査に落ちてしまうと大きなショックを受けると思います。

でも、審査なので落ちることはあるのです。そして、審査に落ちた時に大切なことは、「次の審査では必ず合格してみせる!」といったあきらめない気持ちなんです。

しかし、意気込みだけで審査に通るほどカードローン審査は甘くないのも事実でしょう。

だから審査に落ちてしまった経験を次の審査に活かす気持ちと、「自分なりに審査落ちの原因を考える」と言った方法論が肝要となります。

また、〝審査に落ちた時は次回の審査にパスできる絶好のチャンス!”とも言えます。

なぜなら、審査に落ちることで〝審査にパスできない自分の欠点や現状”と言うものが浮き彫りになるからです。

そのような自分自身の欠点は、実際に審査を受けてみないとわからないのです。

そして、そのような欠点を自分で見つけ出してきちんと対処・修正できれば、次の他社での審査がダメになってしまうことはないと言えるのです。

ですから「審査に落ちた時こそチャンスあり!」なんです。

【参考ページはこちら】
なぜか審査に通らない!考えられる原因は

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