銀行のカードローン審査に通らない!考えられる3つの理由とは

銀行のカードローンでお金を借りたい!でも、なぜか審査に通らない…。そんな時に考えられる理由、知りたくありませんか?

ここでは銀行のカードローン審査に通らない3つの理由を紹介していきます。審査に通らないことには必ず理由があります。

銀行側にその理由を教えてもらうことは難しいのですが、自分の今の状況から見て、審査に通らない理由を突き止めることはできます。

そして、どうしても審査に通りたい場合にはこれからどうすればいいのか?その対処法までしっかりチェックしておいてくださいね!

銀行の審査に通らないのは収入が原因に

銀行のカードローン審査に通らない場合、まず考えられる理由としては「収入」が挙げられます。

収入がなければカードローンを利用することはできません。銀行で収入に見合う金額を借りるための方法についても紹介していきましょう。

無職の場合は審査に通らない!


もし皆さんが今現在無職である場合、カードローンの審査に通ることは大変難しいことです。
銀行のカードローン審査では、

  • 収入はあるのか?
  • 仕事をしているのか?
  • 収入は安定しているのか?

といったポイントをチェックされます。仕事はあっても収入が安定していないような場合、そもそも仕事をしていないような場合は、カードローン審査に通ることができない可能性は非常に高いです。
(⇒無職でもカードローンは使えるの?

多くの銀行では無職の人は利用対象外となっていますので、まずは自分が仕事をしていることが前提となってカードローンを利用できるのだという基本を押さえておきましょうね。

収入が少ない場合も審査に通りにくい?

銀行カードローンは無職では借りられませんが、少なからず収入があれば借りられる可能性は広がります。ただ、あまりにも収入が少ない場合は審査に通りにくいこともありますね。

収入自体は毎月安定してはいるけれど、全体的に収入が少ないような場合はちょっと注意が必要です。無職というわけではなくても、収入が少ないとお金を返せなくなる可能性があるからです。

もちろん、銀行によってはカードローンの契約ができることもありますので、まずは審査シミュレーションをしてみるなど、自分の収入と借り入れ金額のバランスを見てみるといいでしょう。

自分の収入に見合う金額を借りるポイント

もし銀行カードローンでお金を借りられそうな場合は、自分の収入に見合う金額をよ~く考えておくことが大切です。

カードローンには必ず「借り入れ限度額」というものが決められています。皆さんがカードローンで借りられる金額の範囲のことですね。

銀行によって最大で借りられる限度額も異なりますし、利用者によっても限度額の設定は異なります。

基本的に限度額には収入が関係していますので、

収入が高い人の場合 収入が低い人の場合
カードローン限度額は高めに設定 カードローン限度額は低めに設定

こうしたケースが多くなります。

カードローンは皆さんの収入に合った限度額が設定されてはいるのですが、それでもついつい借り過ぎてしまう人も多いので、銀行の「返済シミュレーション」などを活用しながら必ず返せる範囲でお金を借りるよう注意してくださいね!

複数のカードローンを利用していると審査に落ちやすい?

無職の場合や収入が安定していない場合は、銀行カードローンの審査に通りにくくなりますが、同様に複数のカードローンを利用している皆さんも、審査に通らない可能性があります。

現在複数のカードローンを利用している皆さん、これから複数のカードローンを契約したいと考えている皆さんは要チェックです。

他社カードローンで借りている場合の注意点

まず、今現在他社のカードローンで借りている場合、新しくカードローンを契約する時に審査に通らない可能性が出てきます。既にカードローンを契約しているということが理由となって、新規でカードローン契約ができなくなってしまうのです。

ただし、銀行のカードローンには「総量規制」というルールがありませんので、年収の3分の1以上の金額を借りることは可能です。

けれども、消費者金融などのカードローンの場合は総量規制の対象となっていますから、どのカードローンでいくら借りているのか、自分自身でしっかり把握しておくようにしましょう。

多重債務に陥りそうな場合の対処法

また、既に複数のカードローンでお金を借りている場合、多重債務に陥ってしまう可能性も出てきます。

多重債務とは、複数のカードローンで借りているお金を返済することができなくなる状況のことで、多重債務になってしまうと同時に、カードローン審査に通らない状況にもなってしまうので注意が必要です。

もし多重債務に陥ってしまいそうな場合は、早めの対処を心がけましょう。

  • 返済額を一社にまとめる
  • 返済額が少ないものから完済する
  • 弁護士や司法書士に相談する

などの対処法があります。

まずは返済をまとめられるのであれば、一社にまとめてしまってください。返済額が少ないカードローンがあれば、先に完済してしまうのもひとつの手です。

どうしても自分で対処することが難しい場合は、弁護士や司法書士に相談してプロの手を借りるようにしましょう。

返済トラブルを起こさない方法

カードローンを利用する上では、多重債務の対処法を知ることも必要ですが、それ以前に多重債務に陥らないよう、返済トラブルをあらかじめ防ぐことも大切です。

そもそも返済トラブルが起きてしまうのは、カードローンの使い方に無理があることが原因です。

  • 無駄にお金を借りている
  • 無理な返済計画を立てている
  • 現在いくら借りているか把握できていない
  • 利息の計算ができていない

こうした状況になると、返済トラブルが起こりやすくなるので注意しておきましょう。

無駄に借り入れをするのではなく、返済計画も自分にとって無理なプランを立てないようにしてください。そして借りている金額は把握しておくこと、カードローンの利息も返済シミュレーションなどを使って計算しておくことを忘れないように!

ブラックに注意!借りられない最大の理由

無職・無収入の場合、複数のカードローンを利用している場合と、銀行カードローン審査に通らない理由についてご紹介してきましたが、借りられない最大の理由がもうひとつあります。

それが「ブラック」です。ブラックとは金融ブラックのことで、カードローンを利用した時にトラブルを起こした人のことを指します。ブラックになるとカードローン審査に通ることはまず有り得ません。

金融ブラックになってしまう理由とは

では、どうして金融ブラックになってしまう人が出てくるのでしょうか?金融ブラックになってしまう理由にはいくつかありますが、

  • 返済を長期延滞した経験がある
  • 完済していないカードローンがある
  • 多重債務になっている

というケースが大きな理由として挙げられます。そして一度金融ブラックになると、カードローンの審査にも通ることができなくなるので、現段階ではこれ以上お金を借りることは難しくなります。

どうしてもカードローンを利用したいなら、まずは金融ブラックにならないよう注意することが大切です。計画的にカードローンを使って、安全にお金を借り入れ・返済するよう注意してくださいね。

ブラックでも借りられる業者はあるの?

基本的にブラックの人はカードローンを利用することはできませんが、場合によってはブラックでも借りられる業者もあります。

ただし、銀行の場合はブラックの人にカードローンの契約を勧めることはまずありません。ブラックOKとされているのは、消費者金融などのカードローンの場合で、銀行ではブラックの人が借りることはできないのです。

もちろん、消費者金融にも借り入れのルールはありますから、ブラックの人すべてがお金を借りられるわけではありません。

ブラックOKと言われていてもカードローンを契約できない場合もありますので、その時はブラックでも借り入れできるところを他に探すか、ブラックになってしまっていた場合の対処法を使いましょう。

ブラックになってしまっていた場合の対処法

もし皆さんが金融ブラックになってしまっていた場合、すぐにお金を借りることは難しいのですが、少し間を置くことでカードローンを利用できる可能性も出てきます。

場合によっても異なるのですが、一般的には大体5年~10年の間を置けば、金融ブラックから抜けることができます。いわゆる「ブラックリスト」から名前が消えるということです。

ちなみに全国銀行個人信用センターでは、

滞納金額を完済した場合 自己破産など債務整理をした場合
完済後5年でブラック解除 債務整理後10年でブラック解除

このような対処がされます。もし完済できずに自己破産となった場合、債務整理をしてから10年の間はブラックの状態ということになりますね。

ただし、その期間を過ぎればカードローンを利用できる可能性はありますので、もしブラックになってしまっている場合は無事に借りられるようになるまで時を待つようにしましょう。

どうしてもカードローン審査に通りたい時は

以上のように、銀行カードローン審査に通らない原因としては、大きく分けて3つの理由があります。審査に通らない理由が分からない場合は、まず自分がここで挙げたポイントに当てはまっていないかチェックしてみましょう。

あとは「どうしてもカードローン審査に通りたい!」という時もありますよね。そんな時は、銀行よりも消費者金融の方が審査に通りやすい可能性があります。

銀行はどちらかというとカードローン審査が厳しいので、少しでも審査が緩い消費者金融も候補に入れておくことで、カードローンを利用しやすくなるでしょう。

【参考ページはこちら】
審査に通る銀行カードローンの選び方

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