勤続年数が短くても大丈夫!審査に通るカードローンの選び方

働き始めたばかりでまだまだ収入が少ないに時、頼りになるのはカードローン。

確かにカードローンが手元にあれば、いろいろ役に立つ場面が考えられるでしょう。

でも初めてのカードローン申し込みなら不安はつきもの。

カードローンの審査にはいろいろな条件が問われますが、勤続年数も実は大きな要素になっています。(こちらもご参考に→カードローンの審査基準を教えて!

勤続年数を考えたうえで、どのようにカードローンと付き合えばよいかを今回は説明したいと思います。

持っててよかった!こんな時カードローンは役に立つ

カードローンなんて借金だろ?そんなもの必要ないと、おっしゃる方もおいでになるかと思うのですが、カードローンが使えるといろいろと便利なことがあるということをご存知でしょうか?

しかも、カードローンは決して便利なだけではなく、とてもお得なのだという、それがどういうことなのか…、

給料日まであと少し、一週間をなんとかしたい

社会人として経済的生活能力の基本はなんといっても計画性ですから、どんなに困っていても、会社に前借りなどを申し入れることは避けたいものですが、家族、親兄弟に相談することができる人ばかりでもないのが現実という厳しさ。

ましてや友人に相談してうまく乗りきれると考えるのは早計に過ぎないことで、こんな時にカードローンがあれば、自分の判断と裁量で乗り切ることが意外と簡単。

カードローンのスペックが仮に次のようなものだとして、1週間をやり過ごすために2万円利用したとします。

限度額 利率
10万円 18.0%

すると2万円に対する1週間分の利息は次のように計算できます。

利息=2万円×0.18×7日÷365日

なんとたった69円が支払い利息になるのです。2万円を利用、その1週間後に給与が振り込まれたら、20,069円を返済すれば、問題は解決完了することになります。

カードローンなら日曜日・祝祭日のお得な活用が可能です

ショッピングは現金派ですか?それともクレジットカードが安心だとお考えですか?クレジットカードは安心で便利だという認識が広まり利用者も増えました。

確かにクレジットカードを利用できる店舗も多くなりましたが、未だ現金しか対応できない小規模店舗は数多くありますし、クレジットカードの利用で特典が制限されてしまう場合も少なからずあります。そのような時には、現金を用意して決済することで特典を十分に活用できるのですが、ここに問題があります。

それではと、銀行口座からキャッシュを引き出して利用すれば…ということにすると、休日のATM利用の割り増し手数料を負担しなければなりません。現在の銀行ATM利用の手数料は意外と高額になっています。

実はATM利用手数料を無料にしているカードローン業者があるので、銀行のキャッシュカードの代わりに利用することで、毎回の手数料を節約できるのは大きな魅力になります。

余分な現金を持ち歩かないというスマートな考え方もあります

現金を落としてしまったら、このような古典的な不安もカードローンカードであれば、ポケットの中の財布はダイエットに成功するはずです。

クレジットカード機能を搭載したカードローンを販売している消費者金融業者も見つけることができ、これであれば一枚で、クレジットカードが有利な時と現金が有利な時との両方に対応することが可能になります。

いかがでしょう、カードローンを用意しておくことからのメリットを挙げてみましたが、カードローンを用意することで得られるメリットをまとめると、

  • 現金を必要以上に用意しておく必要がない
  • 休日の必要にもお得に対応することが可能
  • 一時的なキャッシング利用が気軽にできる

ということになります。

やっぱり魅力的?でも銀行系カードローンの秘密を知っておこう

個人向けのカードローンを販売している金融業者を一般的には、発行している主体を、大きく2つのグループに分類することができます。

  • 銀行が発行しているカードローン
  • 消費者金融業者が発行しているカードローン

もちろん、これらのカードローンは発売している業者による区別であって、分類がそのままどちらのカードが有利であるかを意味しません。

場合によっては銀行のカードローンなら自動車でも購入することが可能でしょうが、そのようなショッピングのやり方が賢明な選択だとは誰も考えないでしょう。


カードローンのメリット・デメリットは利用しようとするシーンによって判断されるべきなのです。

まずは、銀行のカードローンと消費者金融のカードローンのそれぞれの種類から代表的な特徴や条件をはっきりさせてからメリット・デメリットを考えることが重要です。

果たして利用できるのかが問題!銀行カードローンの実態とは

銀行カードローンは銀行が発行している個人向けの無担保、無保証人のカードローンです。ほとんどの銀行が個人向けのカードローンを発売しています。
(⇒カードローン審査に通りやすいのは銀行?消費者金融

ただし、銀行ごとに個人向けローンに対する積極性は大きく違っており、大変有利だと言われているカードローンであっても銀行に発行する意欲がなければ、絵に描いた餅のようなものになってしまいます。

中には堂々と個人向けカードローンに魅力を感じていないと公表しているような銀行すらあり、カードローンを選ぶときにはそれらの銀行の本心を見抜く力量が必要になります。

これが代表的な銀行カードローンの条件!ここが判断の分かれ道

まずは、代表的カードローンのスペックを表にしてみます。

限度額 金利 審査時間
最高800万円 年4.0~14.5% 最短30分

一般的に言っても、具体的なスペックを見ても、銀行カードローンの魅力は、大きな「限度額」と低く抑えられた「金利」でしょう。

このカードローンでは限度額800万円ということですから、確かに大きな限度額であり、また金利の設定を利息制限法上の金利と比較することで、どれだけ魅力的な数字になっているかがわかっていただけると思います。

利息制限法の金利は次の通りです。

元本 利率
100万円以上 15%
100万円未満 18%
10万円未満 20%/td>

このカードローンが提示している最高金利14.5%という金利は、利息制限法の最低金利15%よりもまだ低い数字になっています。

銀行カードローンが魅力的であるという見解は、このような数字を判断したことに理由がありますが、本当にこのような数字が言っているように銀行カードローンが有利かと言えばそうとも限りません。


なによりもカードローンの利用目的が大型の買い物にあるのではなく、生活費のやりくりにあるからです。

カードローンの一般的使用目的が生活費のやりくりであるということに焦点を当てて考えると、銀行カードローンの条件が必要以上に厳しいです。

銀行カードローンの基準では年収と勤続年数が重要だった

銀行のカードローンを利用できるための大前提は、あなたが利用にふさわしい安定した収入の確保ができているということなのです。

前述の銀行カードローンの場合、申し込みできる利用限度額の最小金額は10万円に設定されていますが、ローンの説明をよく読めば、100万円で一区切りになっており、限度額の単位は100万円だと推定できます。

つまり申し込みをすれば、100万円のカードローンが利用できるステータスを持つかを審査されることになり、100万円以上を生活資金として調達したい、しなければならない人を対象にしているのです。

それにはおおまかに言って、年収300万円以上の人が対象になっていると考える必要があります。年収300万円というと決して高額所得者ではないでしょうが、それでも世帯や状況によっては厳しい数字のはずです。

このような一定額以上の所得を暗黙の前提として設定しているのが銀行のカードローンなので、審査が厳しくなるのはむしろ当然のことかも知れません。

年収十分でも、勤続年数が厳しく問われる銀行カードローン

これでまだまだ安心することはできないのは、銀行の判断は実績が基本になっており、勤続年数が1年未満であれば難しいといえます。

なぜなら、勤続年数が1年未満ということは、申告する年収が「見込み」の数字になりますが、見込みは実績にはなりえないからです。

また、仮にあなたが自営業や歩合による収入での仕事である場合、もっと事情が複雑になりますが。それは収入に安定性が求められるからです。


公務員やサラリーマンのような安定している定収入の方が、不安定な高収入より、審査においては評価が高いということはよく知られた原則です。

このような理由から数字的に比較すれば銀行カードローンは大変有利に見えますが、勤続年数に対する評価など暗黙の条件が意外と厳しいものになっており、本当に実用的な個人向けカードローンになっているとは言えないようです。

現実的に選ぶ!消費者金融系カードローンの申し込み心得

銀行のカードローンに対して消費者金融業者が販売しているカードローンは果たして安全に利用することができるものなのでしょうか?

消費者金融といえば未だに良くない評価をする人たちもいるようで、不安に感じるという人たちも少なくないのかもしれませんが、そのように評価が正当なのか、それとも不当なものかを確認することができれば納得して利用することができます。

確認して納得できるようにここでは、銀行系カードローンと同様な方法で、具体的なカードローンの例を挙げ、条件などの検討を進めていきましょう。

消費者金融カードローンなら現実的な利用をお得にできる


消費者金融のカードローンは生活に密着しています。

もともと消費者金融は大衆をサービス提供の対象にしてきたことから、現在でもサービスに関して銀行と比べて一日の長があります。

例えば、最初の30日間は金利を無料にするサービスを提供している業者は消費者金融です。毎月のキャッシング利用で最初の1週間を無利息にしている業者も消費者金融業者です。

消費者金融を規制する法律は貸金業法であって銀行法ではないので、それぞれの業者が独自の判断をすることが可能です。これが消費者金融のサービスを現実的なものにしている大きな要因だということができるでしょう。

そのような消費者金融のカードローンがどのような設定になっているのかを、代表的なものを具体的に例示して順番に考えてみます。

これが代表的な消費者金融カードローンだ!

テレビコマーシャルでも有名な某大手が販売するカードローンのスペックは以下の通りになっており、消費者金融のカードローンとしては代表的なものだと言えます。

限度額 金利 審査時間
1万円~500万円 年4.7~18.0% 最短30分

このスペックで銀行ともっとも異なるポイントは、限度額の設定にありますが、限度額が最低1万円からになっていることにお気づきでしょうか。


つまり1万円でも申し込み利用が可能だということで、これが現実的であることの証拠です。

日本における生計費の標準、キャッシング利用の最も多い金額は3万円から5万円の間だと言われます。突然5万円以上の必要に迫られることはないとは言い切れませんが、ほとんどの場合に着目して対応しておくことは有効です。

むしろ日常生活で活用したいのであれば、1万円から5万円のキャッシィングをどれだけ便利に安全に利用できるかということがポイントになります。

しかし、銀行と比較すれば、最高金利が18.0%になっていることが気がかりですが、銀行と比較できるようにして先ほど挙げた例の数字を再掲しましょう。

2万円を1週間利用した場合の比較は、

業者 金利 利息
銀行 14.5% 55円
消費者金融 18.0% 69円

ということになります。

確かに消費者金融の方が支払い利息が大きくなっていますが、2万円に対する差は14円に過ぎず、この差が大きいか小さいかの判断は次のような条件で変化するはずです。

  • 利用元金の大小
  • 利用期間の長短

つまり利用元金が大きくなれば、あるいは利用期間が長くなれば、金利の大小の影響は大きくなりますので、「いくら」を「どのくらいの期間」利用するのかによって有利さが大きく変化します。

消費者金融カードローンは、現実的利用を考えた時には銀行カードローンと大差ないと結論することができるはずで、金利が影響しない現実的利用を考えるための条件は以下の2つのみになります。

  • 少額の利用
  • 短期間での返済

消費者金融カードローンなら勤続年数はあまり問題になりません

  • 年齢が20以上
  • 安定した収入がある
  • 返済能力がある

前掲した消費者金融カードローンの申し込み条件を挙げてみれば、これでけになってしまいますが、本当にこれだけ?と思われるかも知れません。

確かに消費者金融を規制する貸金業法を参照すれば、総量規制など他にも要件はあるはずですが、現実生活のレベルでの話と限ってみれば、貸金業法上の規制は利用の制限として問題になるような要件はないのです。


銀行とは違って消費者金融業者は法律上の問題がなければ、積極的な回答をしたいというところに原則があるのです。

結局、消費者金融カードローンは易しい審査基準によって現実的なカードになっていることが最大の魅力であって、銀行カードローンとの違いを明確にしているものと思われます。

教えて!消費者金融は勤続年数をどのように考えているのか

もちろん勤続年数が長いほど、社会的に安定していると判断してもらえるし、公務員などであれば一般的に安定した職場であると考えてもらえやすいと言えるでしょう。

しかし、アルバイトやパート従業員、あるいは派遣社員であっても安定した収入を得ることは可能です。

「安定した」また、「返済能力」というコトバは曖昧で、業者それぞれに解釈を任されている判断なので、中には、パート勤務の採用通知を受け取った翌日に申込んで、可決されたという報告すらあります。

消費者金融カードローンの申し込みのコツ・お得な利用法

現在は保証会社として消費者金融業者が銀行カードローンの審査を受け持っている事情が多く見られるので、消費者金融のカードローン審査に可決してもらえることはカードローンの基本とも言えるかも知れません。

そこで、消費者金融カードローンの申し込み・利用のコツを一挙にご紹介しておきましょう。

少額のカードローンを申込むことで審査はもっとやさしくなる

金融業者が提示している利用限度額に関係なく、少額の申し込みの方が審査が有利になるのは、申込金額の高い小さいによって審査は厳しくなるかどうかが変化するからです。

消費者金融の場合は貸金業法で審査基準が定められており、一律50万円を超えた申し込みは「慎重審査」の対象になり、利用総額が100万円を超える場合も同様です。

この基準を超えた申し込みに対しては、収入の状況を証明できる書類の提示が必要になり、これは申請した年収に対して根拠付けが必要とされているわけで、審査に時間も必要になってきたりと不利益が増えてしまいます。

逆に少額のカードローンであれば、身分証明書だけで審査が完了するといった便宜を図っているのは、カードローンの価値は、スピードに主体があるからです。

今日申込んで今日中にキャッシングできるスピードこそが魅力ですから、このスピード感を最大限に引き出すためにも、少額でのカードローン申し込みをお薦めしたいと思います。

キャッシング利用のパターンで信用ポイントを向上できます

万が一のために備えておきたいカードローンが中には、何年もキャッシング利用をしないまま、カードを保管している人もいます。

確かにカードローンを持っているだけなら、年会費も利息も不要ですが、それだけだともったいない理由は、キャッシングを利用することでカードローンは成長することができるからなのです。

それが「クレヒス」とか、「ロイヤリティ」と呼ばれているもので、信用度に直結してくるポイントだと考えることができるでしょう。ポイントを蓄えることで、限度額の増枠申し込みの際の審査に有利になっていくのです。

では、このポイントになる利用実績をではどのように貯めればよいかと言えば、それには利用回数を増やすことがもっとも効果的だと言えます。

高額のキャッシングを利用するよりも、少額のキャッシングが有利になる理由もここにあり、大きな金額を一気に利用してポイントを上げるより、少額の利用と完済の回数を増やすほうが効率的だということになります。

キャッシングを完済することでもっとも大きいポイントが与えられます。高額キャッシングは当然、完済するのには、それなりに期間が必要で完済は1回しかできません。

しかし、少額のキャッシングと完済を繰り返せば、高額キャッシングと同じ金額、同じ期間で多くの完済ポイントが得られることになります。

そうして、利用回数のポイントを上げておくことが後日の増枠申請などの時に実施される再審査の際に大きな信用として働くことになるのです。

繰り上げ返済を活用して利息を節約するのがスマートな利用方法

利息は利用期間に対して発生するコストですから、キャッシング利用が一日長ければ、一日分の利息が発生しますので少しでも返済額を大きくするほうが得になります。

でも、毎回の返済額はできるだけ低くしたほうが後々のやりくりが楽ですから、毎回の返済額を出来る限り低く抑えた上で、利用日数を短くすることで、総支払い利息を節約する利用方法をお薦めしたいのです。

そのためには、仮に5万円を利用して毎月の返済支払額を5千円に設定すると、完済まで11回の支払いになり、総支払い利息は4,500円ですが、利用直後の2回だけ頑張って1万円を返済支払いに当てると、9回の支払いで、総支払い利息は3,139円になります。

このように、キャッシングの利用直後にがんばって、余裕がある時に追加して繰り上げ返済することで、大きく利息を節約することが可能になります。

繰り上げ返済のメリットを活用するコツをまとめると

  • 毎回の返済支払額を低く抑える
  • 早め早めの追加返済を工夫する

ということになるでしょう。

利用に必要なコストを節約するために知っておくべきコト

いくらかのキャッシングの利用に必要な負担・支払いは利息だけで収まらないかも知れず、利息をキャッシングに対するコストとして捉えると、キャッシング利用に必要なその他の経費もあり得ることに気づきます。

そのような経費、コストの一つにATMにまつわるコストですが、ATMを利用してキャッシング、返済支払いすることになるはずで、このATMに利用手数料が必要な場合があります。

コンビニエンスストアに設置されているATMを利用する場合のみに必要とされる場合もあり、このような条件でキャッシング利用すると、毎回の返済に必要な手数料が大きく膨らんでストレスになります。

1回のATM利用で108円とか、216円程度の負担ですが、毎回の負担ですから最終的な負担が大きくなってしまうことが考えられます。

しかし、業者によってはこのATM利用手数料を無料にしている場合もあり、そのような業者では、たとえ金利の設定が同じでも利用に必要なコスト全体を考えればかなりの違いが生じることになります。

ですから業者とカードローンを選ぶときには、手数料無料の業者の端末がどこに設置されているのかや、ATMの利用手数料が必要か不要かも含めての検討を是非ともするべきでしょう。

無碍に否決されて、悪評価を積み上げるという結果を招いても困るだけで、こういった意味でも、最初から銀行カードローンを狙うよりも現実的なカードローンを手にするほうが合理的でしょう。

【参考ページはこちら】
仕事してなくてもお金を借りる方法

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