銀行系カードローンを使いたい!審査が通りやすいのはどこ?
銀行のカードローンは審査が厳しく、通り難いと考える人が多いですが、審査はひとりひとりの状況で判断しているので一概に通りやすさを判断することはできません。
各銀行が審査で用いる審査基準は公開されていませんが、申込要領を見ると申込める人の条件が書かれています。申込める年齢や職業などカードローンごとに違いが有ります。
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まず必要なのはこの条件を満たすカードローンを探すという事です。条件に合致して、信用に問題がない人なら審査には通る筈です。
審査は人それぞれ!一律に判断するのは危険
確かにどんなローンを利用するにしろ、審査が終わるまでは安心できませんね。しかも審査では何が調べられているのか分らないために不安はさらに広がります。
そこで通るかどうかをあらかじめ判断するには審査では何が行われるのかを知る必要があります。
最近はインターネット上などを見ると、カードローンごとに通りやすいあるいは通りにくいというような情報を見かけますが、実際にはそれぞれ審査基準が違いますし、利用者ごとの状況も異なるのでこういった情報の利用には注意が必要です。
審査では何が行われているのか
そこでまず審査では何が行われているのかを調べてみましょう。審査で確認されるのは大きく分けて次の3点です。
- 本人の確認
- 返済能力の確認
- 信用力の確認
当然ながら本人でなければ借りられません。本人であれば本人確認で審査に落とされるようなことは有りません。
問題は残りの2つです。特に返済能力の評価が審査のポイントと言って良いでしょう。この返済能力の評価は金融機関により評価基準が大きく違うため、この点で申込者によってその金融機関が通りやすいかどうかが決まります。
この返済能力の評価では収入が安定している事が問われるのが普通です。この評価のために利用される情報としては職業及び勤務形態があり次のように評価されるのが普通です。
職業及び勤務形態 | 評価 |
---|---|
公務員、会社員(正社員) | 高 |
会社員(契約社員、派遣社員) | 中の上 |
パート、長期アルバイト、自営業 | 中 |
年金生活者、専業主婦 | 中の下 |
短期アルバイト、水商売 | 低 |
また利用できる年齢もそれぞれ決まっており、20歳未満の場合や高齢になると返済能力の評価が低く、借入れはできなくなります。
最後に信用力の評価ですが、これはかつてローンの返済に行き詰って延滞してしまったり、各種支払いが滞ったりした場合、その情報が信用情報データベースに残っている間は評価が下がってしまいます。
ここまでの説明を読むと厳しいように感じるかもしれませんが、信用情報に問題がなく、定期収入さえあれば、銀行の審査といえどもそれほど心配することはありません。
審査方針は銀行ごとに違っている
これが審査の基本的な内容ですが、判定ではここに各銀行の審査方針が影響してきます。カードローンは現在利用者の獲得競争が行われています。
このため、審査を意図的に緩くしてとにかく利用者を確保する方針を持っている銀行があります。これに対して、利用者は確実に返済能力がある人を厳しく選ぶという方針の銀行もあります。
カードローンは借入れが一度きりではありません。将来的に利用を続けていけるものです。銀行のほうも利用を続けてもらうために途中で再度審査を行って利用限度額を増額して金利を下げるなど優遇をしてくれます。
カードローンの審査では利用者を大勢確保してハードルを下げている場合も、利用を続けて優遇を受けるための審査はそう緩くはありません。このため申込時に緩い審査の場合には長期的になかなか優遇が得られ無い事も考えられます。
とにかく審査に通ればよいのであれば問題ありませんが、長く有利に利用したいという場合には、審査が緩いというだけで判断するのも要注意なのです。
通りやすいと言われる銀行が自分にも当てはまるとは限らない
このように、審査の内容は共通していますが、個々の審査基準や審査方針は銀行ごとに異なっています。銀行はこれに当てはめて申込者を審査しているのです。
さてここで考えてみてください。会社員と自営業で同じ程度の年齢、収入の場合、審査では同じ結果が出るでしょうか。審査基準次第では同じ様な結果が出ることもありますが、先ほどの表のように自営業のほうが評価が低くなり落ちる場合もあります。
要するに審査は審査基準で行われますが、申込者の状況はそれぞれ全く違うために、一概に通りやすさをどうこう言う事は難しく、個々に判断していくしかないのです。
例えばインターネット上の口コミサイトには大概のカードローンの審査についての情報が掲載されていますが、その話は記載した人に当て嵌まったという事であって、自分に当て嵌まる保証などないのです。
申込条件を満たしていなければ審査は通らない
審査基準は公開されていないと言いましたが、公開されている情報で参考になるのは申込条件です。これを見ればそのカードローンがどのような人をターゲットにしているのかが分かります。
この申込条件はカードローン毎に違っており、申込の前には必ず確認しなければなりません。またカードローンは一つの銀行に一種類とは限らず、それぞれ申込条件が違っているのが普通です。
申込条件を満たせば審査通過はそれほど難しくない
この申込条件を満たしているという事は、そのカードローンを利用できる資格があると解釈できます。これに加えて信用力のほうに問題がないのであれば、銀行は断る理由はありません。この点事前に調査すれば審査通過はそれほど難しくはないのです。
問題は条件の解釈次第です。安定収入を要求されても職種によっては限界があります。自分では安定していると考えても客観的に見れば不安定に見えるかもしれません。
その他の条件についても自分の思い込みだけで判断するのは危険だという事は覚えておきましょう。
カードローンごとに申込条件が違う
申込条件の中には、例えば申込みできる職種を限っていたり、年齢でも55歳までとなっていてかなり申込める人を制限している場合もあれば、条件次第で専業主婦でも申込みできるとしている場合もあります。
色々とみてみると、そのカードローンではどのような人に利用してほしいのか銀行の思惑というようなものが見えてきます。
したがって審査に通りやすいカードローンを見つけたければ、できるだけいろいろな銀行のカードローンを調べて申込条件を検討してみる事が重要です。
同じ銀行でも複数のカードローンが有ることもある
一つ注意が必要なのは、カードローンは1つの銀行に一種類とは限らないことです。特に地方銀行に多いのですが、何種類も提供している場合も少なくありません。
これらのカードローンはそれぞれ申込条件が異なっており、その銀行で一押しのカードローンはちょっと審査のハードルが高かったとしても、別のカードローンでは低く設定されていて利用者を逃さない様になっていたりします。
対象者別に3種類のカードローンが有る例
対象者 | カードローンA | カードローンB | カードローンC |
---|---|---|---|
公務員、会社員 | ○ | ○ | ○ |
パート、アルバイト、年金生活者、専業主婦 | × | ○ | × |
自営業 | × | × | ○ |
○:審査に通りやすい ×:審査に通りにくい
つまり正社員がターゲットになっているものを用意して宣伝しているが、その裏にはパートやアルバイト、年金受給者、専業主婦等をターゲットにしたカードローンが用意されている場合があるのです。
中にはあるカードローンに申込んで審査落ちした場合、別の審査の緩いカードローンの審査に自動的に移って、なるべく審査落ちしないようにしている銀行もあります。
また例えばその銀行で住宅ローンを利用しているような場合には、金利を優遇したカードローンを用意して利用しやすくなっている場合も有ります。
さらに通常では借りにくい自営業向けに、定期的な返済のないようなカードローンを用意して、そういった人でも受け入れるような審査を行っているカードローンも有ります。
自分が通るカードローンを探す!情報をどのように整理するか
ここまでの説明でお分かりいただけたたかもしれませんが、自分が審査に通りそうなカードローンを探すためには情報が重要になるのです。
そこでカードローンについての情報をどのように集めて、その情報をどのように利用して選んでいけばよいのかについて考えていくことにしましょう。
カードローン情報を集めよう
まずカードローンの情報を集める方法ですが、銀行に限定したとしても、自分が利用できる銀行はいろいろとあります。まず自分の行動範囲の中の銀行をすべて挙げてみましょう。
都市部では都市銀行と呼ばれる全国展開している銀行が主な駅ごとに支店を構えているので、かなりの数が挙がるはずですが、よく見ているとその他にも地方銀行があるので見逃さないようにしてください。
また正式な銀行ではありませんが、信用金庫なども銀行に準じる金融機関ですから、一緒に挙げておくようにしましょう。
銀行が挙がったら、その銀行のカードローンを調べます。銀行のホームページを見ればカードローンの情報が掲載されています。大概の場合、詳細な説明がpdfファイルになって用意されています。
また行動範囲にあるはずですから、実際に店舗に行って店舗の雰囲気や利用することになるATM等を見つつ、パンフレットを貰って来ても良いでしょう。
この他、先ほど他の人の体験談は参考にならないとは言いましたが、あらかじめ一応口コミ情報なども見て、あまりにも評判が悪い情報ばかりが並んでいるような銀行は避けるようにしましょう。
自分用のチェックリストを作る
次にこの情報の使い方を説明します。多くの製品から一つを選ぶ場合、機能を比較しながら選びます。比較機能が多い場合には、比較項目と製品を縦軸横軸にしたマトリックスを作ってそれをチェックリストとして使えば分りやすく比較できます。
カードローンを選ぶ場合にも同じようにマトリックスを作ります。まず必要なのはここで説明した申込条件のマトリックスです。縦軸に年齢や年収などの申込条件をチェック項目として並べ、横軸にカードローンを並べます。
会社員の場合にはそれほど細かい点まで必要ありませんが、そうでなければパート、アルバイト、年金生活者、専業主婦、自営業それぞれ自分に当てはまる職種を受け入れるかどうかはっきりできるようなチェック項目を作ってください。
チェック項目 | A | B | C | D | E | F | G | H | I | J | K | L | … |
1 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × | … |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × | × | ○ | ○ | × | × | × | … |
3 | ○ | ○ | × | ○ | ○ | × | ○ | ○ | × | ○ | ○ | × | … |
4 | ○ | × | × | ○ | × | × | ○ | × | × | ○ | × | × | … |
… | … | … | … | … | … | … | … | … | … | … | … | … | … |
アルファベット:カードローンの種別 数字:チェック項目
○:条件を満たす ×:条件を満たさない
もう一つ作ってほしいのはカードローンに自分が望むことを列挙します。利用限度額や金利、あるいはATMの利用手数料の扱いなどです。これは審査というよりも自分の使い勝手を判断ために利用します。
評価は客観的に行う事が重要
チェックリストが完成したら、集めた情報を使って各カードローンを評価します。まず申込条件のマトリックスを使って自分が実際に申込条件を満たすカードローンに絞り込みます。
もし評価できるだけの情報が不足しているのであれば、銀行に出向くか電話でもよいので確認してください。確認するだけで審査に落としたりしませんから、安心して確認しましょう。
条件を満たしたカードローンの中から、もうひとつのチェックリストを利用して、できるだけ自分の要求を満たすカードローンを選べば審査に通りそうな自分向きのものが選べます。
人間というものは、どうしても自分に有利な判断をしがちになるので、そういう事が無いように場合によっては、誰かの手伝ってもらって、自分の考えだけにならないように十分注意してください。
銀行系が難しい場合の対処!金融機関は他にもある
チェックの結果、必ず自分が通りそうな銀行のカードローンが見つかるという保証はありません。しかしカードローンは銀行だけではないのです。
カードローンは銀行のほうが後発組で、もともと消費者金融のほうが先行していた分野です。現在でも大手消費者金融は銀行と同じようにカードローンを提供しています。
さらに信用力の問題などでそういった大手消費者金融の利用も難しい場合でも、中小の消費者金融から融資を受けられる可能性は残っているのです。
銀行が難しい場合には消費者金融の利用を考えてみよう
銀行のカードローンの歴史というのは消費者金融よりも非常に短く、現在でも銀行はカードローンの信用保証業務を行うノウハウが無く、この分野は提携する消費者金融に依頼しているくらいです。
ただ世間一般の常識として銀行の方が信用度が高いために銀行がカードローンに参入した後、利用者の多くが銀行に流れました。
ですからもし銀行のカードローンの利用が難しいという場合には、大手消費者金融のカードローンもそれほど悪い選択ではありません。
以前は消費者金融といえば高金利ということが頭に浮かんだもので、未だにそう考えている人もいます。
しかし貸金業法が改正され、金利の上限が年利20%に抑えられていますから、確かに銀行から借りるよりは不利ですが、それほどの高金利とは言えなくなっています。
問題は借り過ぎないとかというような、適正な利用ができるかどうかのほうではないでしょうか。
銀行と消費者金融の比較
金融機関 | 金利(年利) | 申込みの難易度 | 法的な扱い |
---|---|---|---|
銀行 | 4%~15%程度 | 難 | 適法 |
大手消費者金融 | 4%後半~18%程度 | 中 | 適法 |
中小消費者金融 | 4%後半~20% | 易 | 適法 |
闇金 | ?(20%超も有り) | 易 | 違法 |
大手消費者金融も無理そうな場合
いろいろ調べた結果、どうも大手消費者金融でも審査通過は難しいと思えたり、そもそも信用力に問題があって金融機関にそっぽを向かれているという場合でも諦める必要はありません。
カードローンではありませんが中小の消費者金融であれば、大手消費者金融よりも審査は緩いですし、中にはブラック対応と言って信用力に問題があっても返済能力さえあれば融資に応じてくれるところもあります。
ただし、こういった中小の消費者金融の場合、いわゆる闇金と呼ばれる非正規の金融業者となかなか見分けがつきません。したがって利用の前はその点を確認しなければなりません。
確認は金融庁の貸金業データベースを利用すれば比較的簡単で、このデータベースに登録されていれば、正規の消費者金融と判断できます。
一括審査サービスを利用する
最後に審査が通りそうかどうかを判断する為に利用できそうなサービスを紹介しておきます。
この一括審査サービスは複数の金融機関のカードローンを一括して審査してくれるもので、審査に通るものを連絡してくれてその中から申込むカードローンを選ぶことができます。
対象となる金融期間は銀行からブラック対応の消費者金融まで多様ですが、残念ながらまだ参加業者の数が少なく、自分が望むところが含まれているかどうかは保証できません。
ただどの程度の範囲で審査に通りそうなのかの目安に利用することもできますから、迷っている人は一度利用してみましょう。
このサービスは実際には金融機関から審査条件などを提供されたサービス提供元業者が判断しているもので、実際に金融機関が審査しているわけではないため、カードローンの申込を行ったという情報が信用情報データベースに残りません。
また利用したからといって、実際に申込みをしなくても問題はありませんので、大変気軽に利用できます。
ではここで銀行のカードローンで審査が通りやすいところの探し方について纏めておきます。
- 審査は審査基準と申込者の状況の関係で変化し、一律に判断することはできない
- 必要なのはカードローンの申込条件を満たしていること
- 選ぶときは情報を集め申込条件を比較して自分向きのところを見つければよい
- 銀行の利用が難しい場合でも利用できる消費者金融はある
あまり焦らずじっくり良いところを探してください。
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