審査に落ちたカードローンの再度申し込み!注意点とポイント

キャッシングを申し込んでみたものの、審査に落ちてしまうことも少なくありません。

お金に困っているからこそ、申し込みをしたのですから、審査に落ちると困りますよね?

こんな時、あなたなら…

『潔く諦める!』それとも『再度申し込む!』のどちらを選択しますか?

借りたいという用途がある限り、多くの人は、再度申し込むことを考えるのではないでしょうか?

1度、審査に落ちてしまった後、再度申し込みをするのは、ちょっと危険な行為!注意点があります。

でも、再度申し込みをして、無事に審査に通っている人も多くいます。

再申し込みの時の注意点と、審査に通りやすくなるポイントを紹介します!

申し込み記録は半年残る!?申し込み過ぎもブラックリスト!

何かあった時の為に、ただカードを作っただけで、一切カードを使っていなかったとしても…『申し込みをした』という行動だけで、ある記録が残ってしまうのです!

まずは「CIC」と「JICC」の存在を知ろう!

キャッシングを利用したいと思って、キャッシングの審査に申し込みをしたものの、残念なことに審査に落ちてしまったから、ここを見ているんですよね。

再度、申し込みをするな!とは言いません。何度か申し込みを繰り返している内に、無事に審査に通って、キャッシングを利用している人も多くいます。

ただ…、再度、申し込みをする前に、絶対に知っておいて欲しいことがあります。

  • CIC(個人信用情報機関)
  • JICC(日本信用情報機構)

上記に上げた2つ、「CIC」と「JICC」です。キャッシングを利用している人ですら、聞いたことがない人も多いかもしれませんね。

キャッシングと言っても様々です。主に、クレジットカードや消費者金融、銀行とありますが、このどこに申し込みをしても、上記の2か所は審査の際、必ずチェックされます。

「CIC」と「JICC」とは一体何なのか…。()内の「信用情報」という言葉だけ理解すればOKです(笑)要は、あなたの信用情報が登録されており、全ての金融会社が閲覧可能になっている「記録」というところですね。

まずは、キャッシングに関わったあなたは、主にこの2種の「記録」に残ってしまっているということ。もう1度言いますね。あなたはココに記録されているんです。

申し込み時から記録は半年間!

キャッシングに関わった人が記録される、

  • CIC(個人信用情報機関)
  • JICC(日本信用情報機構)

ですが、何が記録されると思いますか?というよりも、審査に落とされた自分までも、何を記録されてしまうのか…ちょっと疑問ですよね。

  • 氏名、住所などの個人情報
  • 借入・返済の履歴
  • 延滞・債務整理などの事故情報
  • 申し込み履歴

主に、上記の4つが記録されています。4つ目に注目です!!そうなんです!申し込みをしただけで、申し込みをしたということも記録されてしまうんです!

利用中のカードがあれば、CICやJICCから情報が消えることはありませんが、申し込みをしただけでは、永遠に記録が残っているわけではありません。

申し込みをしただけで、審査に落ちてしまった人は(申し込み履歴は)、半年経てば、CICやJICCなどの信用情報機関からは、記録が消えます!逆に言えば、半年は申し込みをしただけで、記録が残ります。

半年間に何件申し込む?申し込みブラックとは?

さて、CICやCICCに申し込み記録が残っているから、だから何がダメなの?という話ですが、逆に考えてみましょう。どうして申し込みしただけの記録まで残すのでしょうか?
(⇒何社も申込んだらブラックになる?

申し込みをしたという記録は半年間残ります。半年経てば消えます。何を見ているのか分かりますか?『半年という短期間に、どれだけ申し込みをしているのか』を見ているのです。

例えば、他社借り入れや他社事故はなく、年収400万円以上で、勤続年数2年以上の人が、10万円を借りたいと言って申し込みをして、審査に落ちる可能性は低いです。

なのに、半年という短期間に、何社もの金融会社から審査に落とされているとなれば、新規に申し込みを受けた会社はどう思うでしょうか?「この人に貸すのは不安だな…」と思うわれそうですよね。

また、審査に落ちているにも関わらず、何度も、何社も申し込みを繰り返すのは、「余程、お金に困っているんだ…。返済はできるのだろうか?」という不安を持たれてしまいます。

同じ会社に申し込みをしても、複数の会社に申し込みをしても、半年の記録が残っている間に繰り返すと、金融会社からは不安がられ、どんどん信用を失ってしまいます。この状態を申し込みブラックと言います。

よく聞くブラックリストとは少し異なりますが、申し込みブラック状態になると、どこに申し込みをしても、ほぼ審査に通ることはなくなってしまいます。半年間の申し込みは1社がベストであり、多くても3社までにしておくことをオススメします。

絶対にやめて!!半年間に同じ会社に再度申し込みは御法度!

半年は信用情報機関に、申し込みをしたと言う事実が残されてしまいます。同じ会社でなく、複数の会社に申し込みをしてもアウト!ということは…同じ会社に申し込みをするのは、もっと危険なのです!

信用情報機関とは別に、各会社でも記録はしている!

AさんがBさんにお金を貸しました。CさんはAさんから聞かない限り、Bさんがお金を借りたことを知ることはありません。でも、Aさん本人は当然、Bさんに貸したことを記憶していますよね。

金融会社だって同じです。誰にお金を貸しているかはもちろん、誰が申し込みをしてきたのかを、各会社でも記録していて当然でしょう。

どうして審査に落ちてしまったのかを、私たち利用者が知ることは出来ません。でも、審査を落とした会社は、どうして審査を落としたのかという理由も記録しているでしょうね。

申し込みをし、審査に落ちたことのある会社への再申し込みは、CICなどの信用情報機関を見るまでもなく、各会社に記録している情報を元に、審査を落とされる可能性があります。

信用情報機関では半年間、記録が残りますが、各会社はどれくらい記録を残すかは、各会社ごとに違うでしょう。同じ会社への再申し込みこそ、最低でも半年以上は避けるべきですね。

たった数か月で!?申し込み情報を書き換えて申し込むと…?

どうにか審査に通りたいが為に、ついやってしまうことがあります。それは、申し込み情報の書き換えです。例えば・・・

  • 年収を増やす
  • 勤続年数を増やす
  • 他社借り入れ額(件数)を減らす

などなど。年収や勤続年数は多い方が良いこと、他社借り入れは少ない方が良いことは、みなさん常識のように分かっているので、ここを書き換えて、再度申し込みをするのです。

しかし!!たった半年で申し込み情報がコロっと変わってしまう程、不思議な話はありませんよね?年度が変わるタイミングを挟んだとしても、年収が急に何十万円も上がったり、勤続年数が何年も増えるなんてあり得ません。

例え何かしらの数字をたったの「1」増やしただけでも、過去の情報と変わっていれば疑いの目にもなります。再申し込みの時期が早ければ早いほどです。もちろん、明らかな嘘だと分かる書き換えは論外です。

下手すりゃ二度と審査は通らない!!

同じ金融会社に、半年以内に何度も繰り返しに申し込みをしたり、申し込み情報をコロコロ変えてみたり。借りたいのを必死にアピールしてしまう行為ですが、正直、呆れられてるでしょうね…。

金融会社はお金を貸すのが商売です。そこまで借りたいと願いっているお客様ほど、嬉しいものはないのかもしれません。しかし!貸すだけが仕事ではありません。返してもらうのも仕事です。

保証人も担保も不要な今の時代。何を信じてお金を貸すのか。それは「あなた」なのです。どれだけ信用できるか、ただそれだけが頼りであり、それしかないのです。

審査に落ちるには、私たちは直接知ることはできませんが、必ず何か理由があります。簡単に言えば、「貸せないって言ってるのに、何を何度も申し込みしてきてるの?」という状態。

どんどん信用は薄れていき、書き換えようものなら信用は無くなり…。せめて信用情報機関の記録がなくなる半年待てば、通っていたかもしれない審査を、下手すれば二度と通らないものにしてしまう可能性もあるのです。

接客業などされたことがある人なら分かるでしょう。どこのお店にもいる『要注意人物』です。「またあの人来たわ…」と言われるようなお客様。あなたがそれなのかもしれませんよ。

審査に落ちても○○会社のカードローンがいい!そんな時には!?

どこでもいいから借りたいという場合はさておき、「○○会社じゃなきゃヤダ!」というこだわりがあることもありますよね。審査に落ちたカード会社で審査に通るようにするポイントは意外なものなのです。

まずは半年!○○会社は忘れてしまおう!!

1度、審査に落ちてしまった金融会社。利息が低かったり、近所にATMがあったり、「どうしてもこの会社じゃなきゃイヤだ!」と思うこともあるかもしれません。

でも、でも!!同じ会社への申し込みは、最低でも半年は空けましょう。間違っても、審査に落ちた月にもう1度なんてことは、絶対に避けておいた方が良いです。

一回、お気に入りの金融会社は忘れて、次に審査に通りやすくなるように準備をしませんか?まぁ、何も準備などしなくても、何度も申し込みをするより、半年放置する方が無難であり、審査に通りやすくなります。

クレカがオススメ!?他社に1件だけ申し込みしてみよう!

同じ会社には半年間、再度申し込みをするのは避けた方が良いですが、他社に1件だけ申し込みをしてみましょう。2件以上は申し込みブラックになる可能性が出てくるので、1件だけですよ!

ネットで検索してみると、審査に通りやすいキャッシングというのも見かけます。決して、審査が甘いとかではないのですが、比較的甘いと言われていて、多くの人が審査に通っているカードを狙うのも有りでしょう。

キャッシングではないのですが、オススメはクレジットカードです。できればキャッシングは付けない、もしくは10万円程度に抑えて。

銀行キャッシュカード一体型や、スーパーなどのお店の特典が受けれるタイプのカードは、比較的ではありますが、審査に通りやすくなっています。

他社のカードを利用して、しっかり返済しよう!

他社に1件だけ申し込みをして、審査に通ったなら、狙っている金融会社のカードも作れるチャンスです!でも、もう少し待ってくださいね。ここで実績を積みましょう!!

キャッシングのカードなら1万円、クレジットカードなら何か数千円程度のお買い物でOK。使い過ぎは厳禁です。一括返済ができる範囲がベスト。リボ払いの方がオススメですが、3回くらいまでに完済できる程度にしておきましょう。

キャッシングを申し込む時、他社の借り入れがない方が良いと言われています。これは、あくまでも、既にキャッシングを利用している人の話。初めての人の場合は、良いのは良いのですが、微妙に悪いんです…。

でも、1枚のカードを少しだけ利用することで…、

  • 他社で審査に通ったという証明
  • お金を借りても、しっかり返済できる証明

つまり、実績を作ることができるんです!!

他社でも審査に落ちている人よりも、他社でしっかり返済をし、計画的に利用している人の方が、信用は大きいものになり、審査に通りやすくなります!意外にも実績は大事なのです。

ここで使い過ぎてしまったり、返済が遅れているようでは、この作戦は逆効果なので、余裕が有り余るくらいの余裕を持って挑んでくださいね。

審査に落ちた理由に心当たりがあるなら、改善しよう!

他社に1件だけ申し込みをしてみたものの、その審査さえも落ちてしまったとなると、根本的に何か原因があるのかもしれません。とはいえ、何が原因か分からないので、何とも言えないんですがね…。

  • 年収は300万円以上が望ましい
  • 勤続年数・住居年数は2年以上
  • 延滞・滞納中の他社借り入れ無し
  • 在席確認は絶対に受け入れる
  • 収入に合った希望融資額

目安ですが、こんなところでしょうか。年収や勤続年数は、望ましいだけであり、上記のチェック以下であっても問題ない場合も多いです。

入社して数か月しか経っていないのなら、1年は勤続するまで待つなどの改善はできますね。在席確認も拒否するよりも、受け入れた方が絶対に有利です。

収入に合った希望融資額に関しては、初めてのキャッシングで高額希望しても無謀なだけ。総量規制範囲を超えたりなんてすれば…落ちて当然。少な目の希望額から、増額を目指す方が無難です。

何か審査に落ちた原因に心当たりがあるのなら、まずはそこを改善するべきでしょう。審査結果は教えてもらえませんが、信用情報機関を本人が確認することは可能ですなので、見てみるのも良いかもしれませんね。

一定期間内の申し込み過ぎはダメ!信用アップを目指して!!

信用情報機関に申し込み情報が記録されており、それを全金融会社が閲覧できるならば、複数の金融会社であっても、半年という短期間内に申し込みを繰り返すのは損です。

同じ会社であっても、複数の会社であっても、3件以上の申し込みをすると、申し込みブラック状態になってしまう可能性が高くなり、この状態では審査にはほぼ通りません。

今すぐお金を借りなければ!と焦ってしまうかもしれませんが、無理に申し込みをしても首を絞めてしまうだけ。比較的、審査に通りやすいクレジットカードなどを、少しだけ利用して返済する、そして実績を作りましょう。

キャッシングの保証人は「あなた」です。担保は「あなた」です。半年の間は辛抱して、実績を作ったり、改善できる点は改善することで、半年後の申し込み時には、信用が大きくなって、審査に通りやすくなることも多いでしょう。

【参考ページはこちら】
カードローンの複数利用は問題あり?

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