アナタに教えたい!カードローン審査に通らない場合の原因とは!

カードローンは今や10人に1人が利用する時代になりました。

利用する内容は皆さん様々かと思いますが、一番の理由として、生活費の補填が挙げられます。給料前でどうしても足りない、急な出費で多額のお金が必要になった、そんな非常時にカードローンは本当に頼りになります。

そこで今回はカードローンをまだ一度も利用したことが無い、もしくはこれから利用を考えている皆さんのために、どういったことを注意すべきかを踏まえて色々ご紹介していきましょう。

カードローン申込みの登竜門!審査は避けて通れないよ!

現代ではすっかりカードローンを利用することが定着してきました。それだけ利用者が多くなった証拠でしょうか。

一昔前は消費者金融が中心となって、カードローンの提供を行ってきました。でも近年は銀行までもが次から次へとカードローンの提供を開始し、私達消費者がどちらで利用すべきか選べる時代になってきたのです。

もっと驚いたのは、消費者金融の件数がどっと増えたことです。その原因はやはり全銀行がカードローンサービスを始めたことにより、消費者金融がそれに対抗するかのように件数が増えたと言ってもいいでしょう。

過去の消費者金融!実は無審査でお金を貸し出してた!

現在は利用者に対してサービス満載の消費者金融ではありますが、実は過去にさかのぼると?実は無審査でお金を貸し出していたんですね!!

昔は「サラ金」と呼ばれてた消費者金融ではありますが、当時は「カードローン」なんて用語は無く、誰でも簡単にお金が借りられたんです。

身分証明書等出せば、小さい額から大きい額まで、無審査、無限度額の状態で借りることが出来ました。でもその後、厄介なことが待ち伏せていたんです。

当然この時代の消費者金融と言うのは、どこの会社でも「無審査」「無限度額」の状態でお金を貸し出してたわけですから、借りて1週間もしないうちに利用者に対して執拗に返済を迫る電話や違法な取り立てをしていたのです。

そういったことで、金融庁が全消費者金融側に対し、厳しい法律を導入し、色々と調べては目につけるようになり・・・!!
  • 2010年(平成22年)貸付業法改正による厳しい通達
  • 年収以上の貸し出し一切禁止、融資は年収の3分の1までにする
  • 限度額設定
  • 審査の導入
  • 金利を以前より大幅に下げる
  • 利用者に対して融資しやすいサービスの開始
  • 違法な取り立て、執拗な電話は一切しない

貸付業法改正をさかえに、消費者金融はすっかり生まれ変わり、今では「無審査」「無限度額」な所は殆ど見かけなくなりました。

現代のカードローン!審査はあって当たり前だよ!

先ほどまで過去の消費者金融は「無審査」でお金の貸し出しを行ってたと書きましたが、今は全然違います。

法律の改正で、消費者金融は年収の3分の1までしか融資できない厳しい決まりは必ず守らねばなりません。

でもそのお陰で安心して我々はお金を借りられるようになったんですが、誰でも簡単に借りられると言いきれなくなったんです。

その理由はやはりカードローンを利用するからには、必ず審査があると言うことでしょうね。
(⇒審査に通りづらい職業はある?

何故審査を行うのでしょうか?

現代の金融機関は皆さんの借りた元金をもとに、その金利を取ることによって経営維持を図っていく必要があるからです。

特に消費者金融はそのことがおおいに言えます。銀行と大きく違ってマイカーや住宅ローンなど、商品扱いローンはありませんから。

ではここからカードローン利用を検討されてる、もしくはまだ利用のない方々のために、審査では何を基準にして行っているのか一覧表にしてみましょう。

個人情報① 居住状況
氏名 性別 生年月日 年齢 家族構成 自宅住所 電話番号(自宅固定・携帯番号) 一戸建て(持ち家or借家) マンション(賃貸or分譲) アパート(賃貸) 居住年数
個人情報② 勤務状況
勤務先名 勤務先電話番号 雇用形態(正社員・非正規) 勤続年数 毎月の給料額 年間の収入

如何でしょうか?カードローン最初に申込んだ時には一覧表の内容を主にチェックをしているんですよ。

特に皆さんの勤務先、雇用形態、年収などはカードローン審査項目に置ける重要な情報なのです。

これでいかにカードローンを利用するに当たって審査は避けて通れない、最初の登竜門だと言うことを分かっていただきたいのです。

是非知っておくべき!カードローン審査に落ちる理由はこれだ!

消費者金融、銀行ともにアナタのカードローンを提供してもいいかどうかの情報は、JICC=日本信用情報機関に回しています。

JICCはアナタの金融情報を何もかも把握しており、そこで審査通過させてもいいのかどうかの判断をしています。

しかし、審査を通せないことも多々あり、申込んだ人々の中にはどうしても納得いかないこともしばしば聞きます。

ではどういった理由で審査で落とされることがあるのかを挙げてみることとします。

意外と気づかない人が多い!クレカの支払いも大きく関与するゾ

金融機関でカードローンを申し込んだアナタ。金融機関はアナタの情報を隅から隅まで重視し、審査を行い、カードローンの提供をしてもいいのかを判断しています。

そこで案外と気付かない人が多いのがクレジットカードの支払い状況。これ審査に大いに関わってきます。何故かと言いますと?

  • クレジットカードはショッピングとキャッシング両方で限度額が決められている
  • カードローンより限度額が遥かに少ないので、すぐに満額近く使ってしまう
  • 毎月の支払い状況によってカードローンの審査に何かと不利が生じる場合あり

クレジットカードを頻繁に利用されると言うアナタ。思い当たる節はありませんか?クレジットカードの買い物枠でも結構限度額近く使ってしまう事例って案外多いんですよ!

金融機関のカードローンは、皆さんの収入に応じての融資可能限度額設定をしています。

  • ○月請求分のクレカの引き落としが出来ず、返済が遅れた
  • クレジットカードの支払いが何カ月も滞っている

上記2点はもう論外です。幾らカードローンを新規に申し込んだとしても、この情報は既にCIC=信用情報機関(クレジット内容の情報を管理する機関)に把握され、勿論この情報はJICCにも流れていくので、審査には落ちる原因の1つとなります。

クレジットカードも金融機関で扱われる1つです。気をつけましょう。

絶対にやってはいけない!嘘偽りの申込み

カードローンを申し込む際に必ず記入せねばならない項目は沢山あります。例えばアナタの勤務先や年間の収入。これは絶対に現在のありのままを書かなくてはなりません。

金融機関はカードローンを申し込んだアナタの勤務先へ本人確認のための連絡を入れます。金融名でかけることなく、個人名で名乗るのでその辺は安心なのですが、もし在籍してないと判明するとたちまち嘘だとばれてしまい、審査落ちします。

それから年間の収入も正直に書きましょう。少し多めに書く人も中にはいるようですが、金融機関の中には収入証明書を必要とすることもあるので、そこでまた申込み内容と違うと判明すると審査落ちの原因となります。

どんなに書類上で嘘を書いても必ずばれます。アナタの金融情報は全てJICCで把握されて厳重管理・保管されるのです。ご自分の情報は全て正直に書いて申込むのが鉄則です。

1カ月間に複数の金融機関にカードローンを申込むと?どうなる?

沢山お金を借りたいからと言って、1カ月間に複数社もの金融機関へカードローンを申し込むのは返って審査に不利な状態を起します。

それがどうしてかお分かりでしょうか?

  • 消費者金融、銀行ともにカードローンの審査経路はJICCに回している
  • 審査は金融機関だけで行っているわけではない
  • 何処の金融機関にカードローンを申し込んでも結局はJICCへ情報が回る
  • 素人判断で何社から借りると沢山お金が借りられると思ってはいけない

カードローンを申し込むのはやはり1社のみに絞るのが原則と言えます。1カ月の短期間に3社以上申込むとたちまち「申込みブラック」になってしまいます。

申込みブラックになってしまうと?どうなってしまうのでしょうか?

半年間JICCに「申込みブラック」登録者として、半年間カードローンの申込みが一切出来なくなってしまうと言う、事態を招きます。でも半年過ぎれば、「申込みブラック」の登録は自動的に消えます。

そうならないために、短期間での複数社の金融機関へのカードローンの申込みは避けるべきです。

その他審査で落ちる原因は何があるのか?

カードローンを申し込んでみて、審査落ちする原因はその他にも沢山あります。

  • 勤続年数が短い(1年未満だと審査に通れるかどうか微妙)
  • 自営業の場合、経営状態で審査通過出来ない場合あり
  • 無職では消費者金融、銀行ともにカードローンは審査対象外、申込みNG
  • 携帯維持費の支払いの遅れがあると審査通過出来ない

正社員、非正規ともに言えることは勤続年数が1年未満だと審査に通れない場合もあります。やはり長ければ長いほど審査に通れる可能性が高くなります。

無職はもう誰もがお分かり頂けるかと思いますが、収入がありませんから、金融機関からは返済能力0と見なされ、審査は絶対に通りません。カードローンをどうしても利用したい、とのことであれば、定職に就かれることを強くお薦めします。

尚専業主婦の場合は、消費者金融の利用は出来ませんが、銀行の場合ですと配偶者の収入状況によって十分カードローンを申し込める資格はあります。

意外や意外!カードローン利用実績があった方が審査通過出来る

中には長年に渡ってクレジットカードもカードローンも一切利用したことが無い!って方も大勢いらっしゃるかと思います。

  • 現金主義
  • 借金否定派

特に長年現金主義とか、借金をすることを悪いことだと固定観念を持った高齢者の皆さんはクレジットカードやカードローンを特に嫌う傾向にあります。

でも年齢問わず思わぬ大型出費は必ずあるものです。そんな時に、手持ちのお金が足りないので、カードローンには抵抗があるけど、一度くらい利用してみようと考えます。

しかし、自分はクレカはおろか、カードローン未経験。果たして審査に通れるのか?と言いますと、100%出来ます!とは言い切れません。それは何故なんでしょうか?

今まで現金のみでやりくりしてたアナタ。今回初めてカードローンを利用してみようと考え中ですか?でも一度も借金などしたことないから、審査に通れるんじゃ?って思えますよね?

でもこれ意外なことなんですが、今まで一度もカードローンを利用したことのない人って審査に通れないんです。

「ええ~、何故なの?」と驚きの声が上がるでしょう。でもこれは事実なんです。

一度もカードローンを利用したことのない人が何故審査に落ちるのか?その理由はJICCにアナタの金融利用実績が何一つ掲載がないからです。こういう場合「ホワイトリスト」と呼ばれており、「ブラックリスト」とは正反対で、奇麗サッパリ金融事故も何も見当たらりません。

ですから余りにも情報が全然ないのも審査落ちすることがあるんです。「ホワイトリスト」なんて言葉は実際に存在はしてないものの、利用歴が何もないからJICCでは判断のしようがないのです。

では「ホワイトリスト」の人たちが審査に通りやすくする為には、どんなことをしたらいいのでしょうか?

ホワイトリストの人たちへ!審査に通るには利用歴を作ればいい

まだ一度もカードローンを利用したことのない「ホワイトリスト」のアナタへ。どうしても審査を通したい!と言うことであれば答えはただ1つ!「金融利用歴」を作ればいいのです!

これはクレジットカードでもかまわないのです。

  • ショッピング枠の一括払い
  • ショッピング枠の分割払い
  • 携帯電話購入の際の分割払い

携帯やスマホを分割払いにするだけでも、立派な金融利用歴になります。ですから他で金融商品を利用することによって、アナタの金融情報はJICCへ掲載されていきます。

そこでちゃんと色々支払いにトラブルさえなければ、いざカードローンを申し込んだとしてもすんなり審査に通れる可能性がかなり高くなると言えます。

カードローンは全て自己責任!アナタに合った利用法を考えるべし

カードローンをこれから申込むつもりの皆さんへ。カードローンは各自の自己責任です。お金を金融機関から借りる以上はちゃんと計画性を立てて行いましょう。

  • 各金融機関の下調べ
  • 何処の金融機関で利用するのか
  • 消費者金融、銀行の審査の所要時間を調べる
  • 金利比較
  • 大口融資なのか小額融資なのか
  • 一括返済なのかリボルディング返済なのか
  • 自分の毎月の給料額と年間収入の把握
  • どんなことでカードローンを利用するのか
  • 緊急性か、そうでないか

カードローンを申し込む前に最低限上記のことはしておきましょう!

緊急性なら消費者金融、大口融資希望なら銀行で!

現代は消費者金融も銀行もインターネットからの申込みが十分対応できる状態であり、本当にカードローンに対する充実性が感じられます。

ここでひとこと言わせてもらうのであれば・・・!!

  • 1分1秒でも早く足りないお金を借りたい!と言うのであれば消費者金融がお薦め
  • 100万以上の大口融資は銀行がお薦め

やはり審査の早さは消費者金融の方が銀行より早く、すぐに借りたいお金を入手することが可能です。

では一方の大口融資の場合は何故銀行をお薦めするのかと言いますと、銀行は消費者金融のような「年収の3分の1までしか融資できない」と言う規則的な縛りが無いからです。

それから銀行カードローンは消費者金融より金利が低いこともあってか、申込みが集中する場合があり、即日融資が出来ない!ことがあり得るからです。

それだけ銀行カードローンも人気があるって証です。自分名義のカード1枚あれば、スーパー、コンビニのATMや金融機関ATMでもいつでも引き出せますからね。

でもこれだけはアナタに申し上げておきます。利用した金融機関での返済日、限度額をちゃんと確認し、後々トラブルになることにないよう、再三の注意を図りましょう。

【参考ページはこちら】
審査の通りやすい即日カードローンは?

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